トリエの雑談ブログ(主にカードゲーム)

雑談ブログ。基本遊戯王やヴァンガなどカードについて色々話します。タッグフォース同志求む!!

アニメキャラデッキ紹介② ~ジークフリード・フォン・シュレイダー編~

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今回紹介するのは海外でようやくOCG化された「ジークロイド」デッキ事「ワルキューレ」デッキの紹介です。

自分は結構ジークのキャラは好きで、≪ワルキューレ≫は是非使いたかったので、弟のレオンがOCG化したのもあり、滅茶苦茶OCG化を待ち望んでいたのでまだ来日してないとはいえこのOCG化は本当に嬉しかったですね…

OCG化に際して大分強化こそされたもののまだ不安点が残るテーマなので海外新規にリンクが来日時に与えられるのを期待してその一枚でどれだけ強化されるかが期待ですね。

個人的に彼に対する没落貴族って言い方余り好きじゃないんですよね…確かに海馬に対する逆恨みと言う点は分からなくはないのですが、彼なりに努力して海馬と向き合おうとしていた姿勢は決して馬鹿にしていい物ではなく(正直、敵対会社に勝てないから方向転換した矢先に敵対会社も同じ方向転換したら敵対心燃やすのは当たり前だし、その前の自分なりの向き合い方を見つけていたのは正直素直に評価できるポイントだと思います。実際、《シュトロームベルクの金の城》についてもわざわざこのカードにウィルスを仕込む意味は余りなく、最後まで本当の意味での強硬手段に出てない辺り海馬への対抗意識を込みでもしっかり良心はあり、色々な意味で追い詰められたが故にああ言う行動に出たと言うのは「余程の馬鹿」ではない限り簡単に推理できるため、普通に人間味があっていいキャラだと思います。散々言われている最終決戦のLPが計算できない云々についても余程頭が良くない限り一瞬であそこまで計算できる大人も少ない上、動揺もあったでしょうし、正直過度に叩かれている感があります。と言うかあの一瞬であそこまで計算し尽くしていた社長がおかしすぎるだけや…)

「エロゲデッキ」という言い方もこの手の自信家の美麗キャラは女性型モンスターを使うのはほぼ当たり前みたいな物だし、神話モチーフのモンスターであるため一概に萌えに走っているとも言えず、こういう事言う人には「なぁに言っているんだ、コイツ」くらいの感想しかありません。ぶっちゃけ遊戯王キャラ全般に言えますが、ネタにしたい視聴者のせいで過度に評価を落としている一人かと思います。

 

基本戦術

基本的にアニメ効果が多少ブラッシュアップされている程度なので戦術自体はほぼアニメ版と同じ。

現状ワルキューレ自体の地力も(アニメ版に比べたらかなりマシになっているとは言え)そこまで高くなく、別段相性のいい別カテゴリー群もないため思い切って種族統一型にして《一族の結束》を使いやすくした構築にしています。幸いOCG化に際して《ワルキューレ・ツヴァイト》に永続魔法回収能力が付加されたため普通のデッキで破壊されると脆くなりがちであった《一族の結束》を使い回せるようになっているのは他の《一族の結束》に頼るデッキに比べると強い点。(…ここを上手く活かしてOCGオリジナルで永続魔法の《ワルキューレ》蘇生カード来ないかなぁ)

アニメ版同様上級モンスターが多めなため事故率も高く、キーカードの《ワルキューレンリット》も手札消費が激しいため、よく言われている様なパワーデッキではなく寧ろ玄人向けなデッキとなっています。(つーか当時基準で考えても《ワルキューレ》の直接的に関係のあるカードでぶっ壊れなのって当時として異常性能な《ワルキューレンリット》くらいで他の《ワルキューレ》カードも当時基準でも妥当か、少し低いくらいですからね。正直《ニーベルングの指輪》やアニメ版では正真正銘のぶっ壊れだった《時の女神の悪戯》とアニメの演出のせいで過度にぶっ壊れと言われている感が強い。敢えて言うなら攻撃力以外は《ザボルグ》のほぼ完全上位互換だった《ワルキューレ・ツヴァイト》は当時基準だと壊れ性能ですね。)

 

以下デッキレシピ

 

モンスターカード

 

最上級モンスター 3枚

 

ワルキューレブリュンヒルデ》×3

ジーク「炎と共に出でよ!ワルキューレブリュンヒルデ!」

ジーを象徴するカードで彼の切り札。アニメ版では使いにくい耐性と微妙な攻撃力アップしかなかったためかなり扱いにくいモンスターでしたが、OCG化に際して、モンスターなら何でもあり&倍率強化で高攻撃力を出しくなり、耐性の方も自身の単一耐性から《ワルキューレ》全体の耐性になり強化自体はかなりされました…が正直言えば現環境ではこの程度の強化では不十分と言わざるを得ずもう少し手を加えて欲しかったのが本音。(せめてこの効果+何かしらの効果だけでもよかったので欲しかった…)現状、《ワルキューレ》の総数が少ないのと彼の切り札という事も合わさり3積みしていますが、今後OCGオリジナルが来た場合、投入枚数を考えたいところ。とは言えやはりエースを少なめなのは寂しいので最低でも二枚は入れる気ですね。

 

上級モンスター 9枚

 

ワルキューレ・アルテスト》×3

魔法カードの効果で特殊召喚した場合、墓地の《時の女神の悪戯》を回収できるOCG化の際に追加された能力と自分フィールドに他の《ワルキューレ》が存在する場合にフリーチェーンで相手墓地のモンスターを除外し、そのターン、そのモンスターの攻撃力で戦う事が出来るモンスター。現環境ではリンク環境な上、リンクモンスターの攻撃力も高い物が少なく、高い攻撃力の物は一撃必殺レベルの能力を持っているなど攻撃力の上昇には期待するのは難しいですが、それでも相手の墓地をフリーチェーンで除外しつつ、あわよくば攻撃力を高める事が出来るコイツはかなり優秀なカード。難点はフリーチェーンとはいえ、効果自体は扱いが難しい分類な上、更に他の《ワルキューレ》を要求し、自身も上級モンスターな事か。

 

ワルキューレ・ツヴァイト》×3

OCG化の際に自身が戦闘を行ったダメージ計算時に墓地の永続魔法カードを回収する能力が追加され、

召喚・特殊召喚時に相手フィールドのモンスターを一体破壊する強力な能力を持つ《ワルキューレ》。

アニメ化当時基準で考えると攻撃力と種族以外は《ザボルグ》の上位互換である事を考えるとかなり強力であったのが窺える。上手く蘇生カードを活かして相手ターン中に特殊召喚し、相手の行動を妨害していきたい。《ワルキューレ》は攻撃力が低い事もあり、イメージ優先的にも採用するなら《戦線復帰》の方がいいです。(《ワルキューレ》の元ネタ的にも名前はぴったりですしねw)

OCG化際に追加された能力は本来はジーが使用した3姉妹の女神のサポート目的で追加されたのでしょうが、3姉妹の女神を1枚1枚回収していては効率が悪い事や天使族関連でそこまで優秀な永続魔法カードがない事も考えると、実質種族統一型の時に《一族の結束》を回収するために付け加えられたと考えた方がいいですね。

 

フォーチュン・チャリオット》×1

OCG化の際に《ワルキューレ》モンスターとして扱う能力と、装備化が天使族全般に広がった事以外はアニメ版と変わらず実質アニメ版と効果の差違がないモンスター。そのためアニメ版同様非常に扱いが難しいモンスターとなっており、正直一番このデッキで抜きたいカードの1枚。…もう少しだけ手心を加えて欲しかった…

 

アーティファクト・モラルタ》&《アーティファクト・デスサイス》×1ずつ

アーティファクト》出張パーツ。天使族統一型な上、《ワルキューレ》デッキの不足点を補うため採用。太古の装備という事もあり神話モチーフの《ワルキューレ》とはモチーフ的にもそこまで違和感がないのもいい。(上級モンスターばかりのテーマという点も共通しているしね)

 

下級モンスター 8枚

 

ワルキューレ・ドリット≫×3

アニメでは相手の除外カード一枚につき攻撃力100アップと言う微妙過ぎる能力でしたが、OCGでは一転して召喚・特殊召喚時のサーチ能力から≪ワルキューレ≫の中でも重要度が高い一枚になり、上昇値自体もアニメ版よりもアップしています。今回の内容では≪失楽の魔女≫OCG化前に考えた構築をほぼそのまま載せているので採用してませんが、実際に組む際には≪魔女≫は相性の良さから採用を検討すべきカードです。≪魔女≫でサーチ出来る≪禁じられた≫速攻魔法カードも神話由来のカード群である≪ワルキューレ≫とはイメージ的にもぴったりですし。(同じく神話繋がりの【極星】でもイメージ優先で≪禁じられた≫シリーズを多く採用しています。)

 

オネスト≫×2

光属性デッキなら入らないわけがないコンバットトリックモンスター。≪ワルキューレ≫は攻撃力が低めなためそれを補う意味でもコイツの存在は必要不可欠。また≪時の女神の悪戯≫を使うには≪ワルキューレ≫モンスターしかいない事が条件のため、それを阻害せず≪ワルキューレ≫の打点不足解消を出来る意味でも役割は大きい。

 

ヘカテリス》×3

手札から捨てる事でデッキから《神の居城―ヴァルハラ》をサーチするカード。能動的に手札から捨てられるので初ターンに《一族の結束》の効果を適用させやすくする事も可能。

 

魔法カード 16枚

 

ワルキューレンリット》×3

ジーク「さぁ、現れよ《ワルキューレ》の乙女達!戦士の魂をヴァルハラへと導け!」

ワルキューレ》のキーカード。アニメ版同様のターン終了時にデッキに戻る事を条件に↓手札からの大量特殊召喚能力(同名はアニメ版と異なり1枚まで)と、3体以上特殊召喚した場合、自分が次のターンまで受けるダメージを0にする能力、墓地のコイツを除外し、デッキから《時の女神の悪戯》をサーチする能力を持つ。

OCG化当時は翻訳が上手くいってなかった事もあり、上記の通り《時の女神の悪戯》のサーチ能力が付加されたために当初は自分が受けるダメージではなく、相手が受けるダメージを0にすると解釈する人が多かったです。…まあ、冷静に考えなくても、《時の女神の悪戯》をサーチ=これでデメリットを消してね!と言う事だし勘違いするなってのは酷な話だと思います。このため基本的にはデッキに戻るデメリットはOCG化の際にほぼ帳消しになったと考えてもいいです。3体以上特殊召喚した場合にダメージを受けなくする能力は恐らくこの効果で3体以上特殊召喚した次のターンにジークがダメージを受けてなかった事に由来。

 

女神スクルドの託宣≫、≪女神ウェルダンディの導き≫、≪ウルドの裁断≫×1ずつ

アニメでも印象深い使われ方をされた3姉妹の女神コンボの永続魔法達。Wikiでも突っ込まれている通り、3枚のカードを揃えてまで使うほどのコンボかと言われると疑問符が付くカードだったのでOCG化の際にそれぞれにサーチ効果が付きかなり使いやすくなりました。(と言うか単純なサーチ効果だけ見るとかなり最高レベル。問題はその効果がアレな事ですが…ワルキューレデッキに《降雷皇ハモン》を入れ、実質的な《トライアングル・フォース》として運用するのもありかも。)デッキスペースこそ圧迫しますが、一枚のカードから相手の戦術をコントロールするコンボを展開できるためイメージ優先&≪ウルド≫の耐性付加が優秀なので採用。

因みに見た目がめっちゃ可愛いのに定評ですが俺的には≪スクルド≫が一番好きですけど、(OCG版だとめっちゃエロく描かれていますしねw)ヴェルダンディ≫のクールさも捨てがたい…ヴェルダンディ≫にはクールな目で蔑まれたい…

…≪ウルド≫さん?申し訳ないけど余りしゅry(作者はヴァルハラに旅立ちました)

 

時の女神の悪戯》×3

まさかのOCG化してしまったアニメ界最兇とも言えるチートカード。

OCG化に際して《ワルキューレ》と関連しつつ、上手くカードパワーを調整しながらも効果自体はアニメ版と変わらないままカード化し、凄く嬉しかった1枚。アニメ版同様ターンをスキップする事で《ワルキューレンリット》のデメリットを帳消しにしつつ、再びバトルフェイズを行えるため当然3積み。

「戦乙女達はお前と離れたくないらしい…」

↑この台詞社長は怖気が走ると言ってますが、個人的には中々上手い言い回しだと思い好きですねw

地味にOCG化に際して様々なサポートカードを得て、ある意味ではアニメ版よりも兇悪になっています。

 

神の居城―ヴァルハラ》×2

上級モンスターが多めな《ワルキューレ》の召喚サポートに加えて、未OCG化の《白鳥の乙女》の代打。また名前的にも《ワルキューレ》とはイメージ的にぴったりなのでそう言った意味でも採用する意義は大きい。永続魔法のため《ツヴァイト》の能力で回収できるのも地味に嬉しい。

リンクスにジークが参戦するならぜひ専用ボイス欲しいですねw

 

一族の結束≫×2

種族統一デッキなら入らない理由がない強力なパンプアップカード。TFスタッフのお気に入りなのかTFではかなり使用者が多く、そのためタッグフォーサーの間だと通常のOCGプレイヤーよりも強いイメージを抱きやすいカード。前述通り≪ワルキューレ≫は打点が低めなのでそれを補う事が出来るこのカードの存在は構築の幅を狭めてでも採用する価値はある。

 

サイクロン》×1

アニメ版でしれっと使用していたので魔法・罠除去とイメージ優先目的で採用。《ワルキューレ》自体比較的手札消費は激しいデッキなので《ツインツイスター》に比べると容易に使えるこちらの方が相性がいい。

 

ハーピィの羽根箒》×1

汎用除去カード。アニメで対となる《グリフォンの羽根箒》を使用していたのもあり、イメージ的にも問題はないと考え、また《ワルキューレ》は上手く《時の女神の悪戯》を駆使すれば一気に相手を追い詰める事が可能なためそのつゆ払いができる意味でも採用。

 

死者蘇生≫×1

汎用カード。やはりDMキャラなら入れておくべきカードの一枚。≪終幕の光≫に該当する代打カードがなかったので代打目的もあります。(手札消費が激しいデッキのため≪光の招集≫はあまり使いやすくないですしね…)

ジークって結構OCGのガチカードも使っているイメージですが何気に≪死者蘇生≫は使ってないんですよね。弟のレオンも≪死者蘇生≫はアニメ版では残念だった≪へクサ・トルーデ≫を出す際にしれっと使ったくらいですが。

 

罠カード 4枚

 

戦線復帰》×2

相手ターン中に《ツヴァイト》や《モラルタ》・《デスサイス》の出張要員を復活させ、効果を発動させるために採用。《ワルキューレ》の元ネタ的にもイメージにぴったりな名前な上、効果も相性がいいので採用。

 

アーティファクトの神智》×2

相手ターン中にデッキから《アーティファクト》を呼び出し、各種《アーティファクト》の効果を使う事ができる《アーティファクト》の汎用性能を高めている1枚。

 

エクストラデッキ 15枚

 

一族の結束≫を上手く使うため投入モンスターは全て天使族に統一してます。只、≪ワルキューレ≫はそこまでエクストラデッキを使わず、≪時の女神の悪戯≫の存在から余りエクストラデッキのモンスターとも相性が悪いため一層の事≪一族の結束≫が腐りやすい事を覚悟で天使族以外のモンスターを採用するのもありですね。

来日時にOCGオリジナルの≪ワルキューレ≫リンクモンスターが出たり、来日までに天使族でより強力なエクストラデッキのモンスターが出るのを期待したい。

 

アーティファクトデュランダル≫×1 

ORUを一つ使い、相手のモンスター効果及び通常魔法・罠の効果をサイクロンに置き換える能力とフリーチェンのお互いの≪リロード≫を内蔵した癖こそ強いが中々面白い効果を持ったモンスター。天使族のモンスターXのため≪一族の結束≫の効果を阻害しないため採用。

 

始祖の守護者 ティラス≫×2 

ORUがある間、効果で破壊されない効果、戦闘を行ったバトルフェイズ終了時にフィールドのカードを一枚破壊する効果、ターン毎にORUを一つ取り除く効果を持つ初期のエクシーズの中だと強力な一枚のモンスターX。

結束≫を阻害せず、尚且つ中々有益な効果を持つため採用。

 

永遠の淑女ベアトリーチェ≫×1 

フリーチェーンでデッキのカードを一枚墓地へ送る効果を持つため、その効果で≪ワルキューレンリット≫を落として、≪時の女神の悪戯≫をサーチしたり、≪ワルキューレ・ツヴァイト≫の効果で回収する永続魔法カードを工面したりできます。

 

No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ≫×2

天使族のランク4かつフリーチェーンで攻撃力が変動しているモンスターを破壊する効果を持つため採用。

 

フェアリー・チア・ガール≫×2 

天使族レベル4×2で呼び出せる手札増強能力を持つランク4。単体では貧弱ですが、≪一族の結束≫があると攻撃力2700となり十分殴れるスペックに。

 

ヴァイロン・ディシグマ≫×1 

普通は≪アークナイト≫優先ですが、このデッキは≪一族の結束≫を生かすため、あえてこちらを採用。

折角なのでこの際、インフレの波にのまれたものの怒りをぶつけるのも面白いかもですねw

 

ライトロード・セイント ミネルバ≫×1 

天使族ry。はっきり言って取り合えず入れている感。もしかしたら何かに役に立つかも。

 

トリックスター・フォクシーウィッチ≫×1

他の≪トリックスター≫と違い、リンク素材が天使族指定のため数合わせに採用。効果自体も僅かながらバーンが行えるため、≪ワルキューレンリット≫で大ダメージを狙いやすいこのデッキでは最後の後押しとして使う事も可能です。

 

トリックスター・スイートデビル≫×1 

上記の≪フォクシーウィッチ≫の被破壊時の効果で出す用。一応、他の≪トリックスター≫モンスターに比べると効果は生かしやすい。

 

ハイパー・スター≫×3

光属性×2で呼び出せる汎用属性リンク。パンプアップ効果で≪ワルキューレ≫の打点を挙げられるので相性も悪くない。

 

ワルキューレ≫の総評

 

自分的には≪ワルキューレ≫がOCG化した事自体は凄く嬉しかったのですが、やはり≪時の女神の悪戯≫の存在があるとはいえ少しカードパワーが控えめな感は否めませんでした。(只これについては来日して実際に使用してみないと何とも言えないのも事実ですが)とは言えアニメ版に比べると大分まとまっている上、何よりOCG化がほぼ不可能だと思われていた≪時の女神の悪戯≫がカード化されたのはやはり驚いたと同時に凄く嬉しかったですね。

全体的に上級モンスターが多く、そこそこカテゴリー間で指名しあうカードが多く、癖が強いという点では、弟であるレオンの【シュトロームベルクの金の城】(こちらはほぼ下級モンスターデッキで、直接指名するカード自体は主に主軸である≪金の城 ≫)。)とは中々似通いながらも方や上級が多め、方や下級が少なめなど兄弟間で戦術の違いが出ていて面白いと思います。特に作中を見る限り、決闘者としての実力はレオンの方が上みたいのため下級モンスターを使いトリッキーに戦うという点ではうまく兄弟間の力関係をOCGでも体現していると思います。

来日時に少しだけOCGオリジナルでテコ入れされれば十分実戦級のデッキになると思うので、コナミが上手く≪ワルキューレ≫をプッシュしてくれる事を祈るばかりですね。(まあ、流石に発売付きの付録は環境待ったなしの≪デンジャー≫の新規になるんでしょうが、仮に≪ワルキューレ≫になってくれるなら≪デンジャー≫は普通に強い事を考えるとその配慮になってくれたほうが嬉しいですね。)

 

今回はここまでです。では、また何か思いつき次第投稿します。

それではまたシーユー(CV.葛城巧)