「人の心を折るのは簡単だ。まず「希望」を与え、それを打ち砕けばいい。」
今回紹介するデッキは先日公開された《カオスブレイカー》軸デッキ!遂にスタンダードに降臨した最強のリンクジョーカー…!!
その力を存分に堪能しましょう…!
デッキレシピ
デッキ名:混沌を司りし道化竜
グレード3 8枚
《星輝兵 カオス・ブレイカー・ドラゴン》×4
《トポロジカル・ドラゴン》×2 《アロマトルーパー・ドラゴン》×2
グレード2 12枚
《両断の星輝兵 ジルコニウム》×4 《愛迷終蹴 メラネル》×4
《轟脚のブラストモンク》×2 《グラビティコラプス・ドラゴン》×2
グレード1 13枚
《星輝兵 クレイビングクロー》×4 《スピノダール・ドラゴン》×4
グレード0(トリガーユニット)
《アクシーノ・ドラゴン》(☆)×4 《震脚のパルスモンク》(☆)×4
《真空に咲く花 コスモリース》(引&守)×4
《綻びた世界のレディヒーラー》(治)×4
デッキ解説
「これが祝福か。素晴らしい希望じゃないか」
ついにスタンダードに降臨した《星輝兵》ならびに《カオスブレイカー・ドラゴン》を中心とした【リンクジョーカー】デッキ。
リメイクした《カオスブレイカー》は…
⑴:相手の呪縛カードがあるとパワーが+10000される
⑵:ターン1の起動能力でCB1を使う事で相手にギフト与えつつ、相手のユニット一体を呪縛するスキル
⑶:相手の呪縛カードが解呪された時にSB⑴する事でそのユニットを退却させ1枚ドローし、更に相手のサークルマーカー及び手札のギフトを2枚まで除外し、除外したギフト1枚につき自分がギフトを得る
3つのスキルを持ちます。
⑶の効果は条件を満たせば回数制限もないリメイク前を彷彿させる能力であり、リメイク前との違いは相手のギフトを奪い、自分のギフトに変化する事ですね。
⑵の効果で相手にギフトを与えつつ、呪縛、それにより⑴の効果のパワーアップの条件も満たすため単体でもかなり能力が完結しているのが強み。⑶の効果も相手ターン終了時には自動で解呪するため相手は下手に上乗りしづらいです。
他の新規カードも優秀なカードだらけでどちらのユニットも《カオスブレイカー》の能力を大きくサポートしてくれます。
新規グレード1枠である《星輝兵 グレイビングクロー》は
⑴:自身のアタック及びブースとしたアタックがヒットした場合に山札の上から5枚見て、《星輝兵》を一枚加える能力
⑵:相手のヴァンガードがグレード3以上の場合に、自身をソウルに置く事で相手の呪縛ユニットを解呪して、代わりに別のユニットを解呪するスキルを持ちます。
⑴の効果は現状《星輝兵》の枚数が今回出た新規3種類=最大9枚とは言え強力であり《星輝兵》デッキではフル投入の必須カードです!
⑵の効果はソウルインと引き替えに呪縛済みのユニットとは別のユニットを呪縛するだけだと「え?微妙じゃない?」と思われますが上記の《カオスブレイカー》とのコンボを前提にしていると思われます。
新規グレード2枠である《両断の星輝兵 ジルコニウム》は…
⑴:登場時、(V)が《星輝兵》ならCB⑴で相手の山札の上を一枚(R)のいないサークルに呪縛カードとして強制コールさせ、それを後列に置いたなら一枚ドロー&自身のパワー+10000するスキル
⑵:コイツが(R)にいて相手のヴァンガードがグレード3以上で相手の呪縛カードがあるなら自分のヴァンガード全ての元々の☆を2にする
2つのスキルを持ちます。⑴の効果は《カオスブレイカー》自体に呪縛スキルが存在し向こうもCBを使うため微妙に噛み合っていませんが、⑵のスキルが強力でこれにより《カオスブレイカー》は自身こそギフト獲得能力を持ちませんが実質ⅠとⅡ両方のギフトを得ているに相応しいスキルを持ちます。
《カオスブレイカー》を中心としたデッキという事もあり、サブのグレード3はサイバードラゴンを中心にした構成に。
《アロマトルーパー》は(R)でしか効果を使えませんでしたが、CB⑴という軽いコストで相手の(R)一体を裏でバインド可能なため同パックで再録されている《愛迷終蹴 メラネル》とも相性がいいので採用。
《トポロジカル》は逆に(V)でしか能力を使えませんがリアガード2体の退却コストだけでパワー+5000&☆増加を持つため、《カオスブレイカー》のスキルで大量にギフトを獲得、もとい奪えるためサブプランとして採用。隙を見てこちらに乗って一気に決めていきます!
どちらのサイバードラゴンも片方のサークルでしか能力を発揮できないためデッキの完成度の観点から言えばかなり難があると思われますが、自分はデッキの完成度も大切にしていますが雰囲気も大切にしているので、雰囲気を重視しつつそれぞれの役割が存在した上である程度機能し、尚且つ《カオスブレイカー》の役割を必要以上に喰わないこの2枚の採用は結構ベストだと思っています。
流石にスタンダードの環境で相手側の呪縛は強過ぎると判断されたのかスタンダード開始から3年目になってようやく来た事から見ても(とは言え元の呪縛も大体そのくらいで登場しましたが)現状能動的な呪縛スキル持ちは《カオスブレイカー》のみとなっていますが、ゲームバランスを上手く調整しつつちゃんとらしさを出しているのでかなりいい調整だと思っています。
旧シリーズを知っている方はご存じかと思いますが、この《カオブレ》、リンクジョーカー編以降かなり暗躍しており、特にGNEXT以降はかなり重要な元凶なためその最悪の敵がスタンダードでは唯一呪縛持ちというの中々粋な設定だと思っています。
そして、《カオスブレイカー》実は他の強力G3ユニットには常にあるはずの「ある要素」がありません。それは何か?
…そう、このユニット有名ユニットのリメイクながら「ギフトなし」なんです。
これは上記の通りスキルでギフト獲得が可能なためゲームバランスの都合もあるんでしょうけど、イマジナリーギフトは設定上「ヴァンガードがグレード3以上になった場合にプレイヤーに対する惑星クレイからの祝福」であるため旧アニメ設定で「惑星クレイに受け入れられていない存在」である《星輝兵》は祝福は受け入れられない、と言う事なんでしょう。(これは開発者のツイートからも見て取れます)
それに何よりコイツがギフトを渡すとは到底思えないし…w
これ見た時開発者のアカウントをフォローしている事もあり「分かっているなぁw」とついニヤニヤしてしまいましたねw
元々その開発者はかなりユニット設定に配慮したFTを考える事でよく知られており、ツイートによると「《カオブレ》にはギフトなしでと開発陣に頼みました」と書いてありましたしこう言う配慮はマジで好きですねw
本当発売が楽しみだぜ…
と今回はこんな感じですね。また何か思いつき次第更新します。
流石に呪縛持ちはポンポン出されるとゲームバランス崩壊しそうなので余り出して欲しくはないけどもう一体くらい《星輝兵》のグレード3は近い内に出て欲しい…w(個人的には《イマジナリープレーンドラゴン》とか欲しい。)
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