本日は先日公開された今月のVジャンプ付録&応募者全員サービスカードについての感想を語りたいと思います。
※新規カードの情報は下記を参照。
【ハーピィズペット竜ーセイント・ファイアー・ギガ】
《ハーピィズペット竜》のリメイクカードであり優秀な特殊召喚能力を持ちます。
自身の攻撃力は2000と控えめで、元カードと違い攻撃力上昇能力もないため(あったら流石に元カードの完全上位互換になってしまうし仕方ない。これは今回の収録カード全般にも言えますが)守備表示で特殊召喚される事もあり戦闘向きではないですが、真価を発揮するのは【ハーピィ】デッキ。
《ハーピィ・チャネラー》のレベルを7にでき、尚且つ元カードと違い手札にきても腐りにくい。更に能動的に特殊召喚できるレベル5以上の《ハーピィ》と言う事もあり《ハーピィ・パヒューマー》や《ハーピィ・オラクル》とは相性抜群などこのカード単体の性能で勝負すると言うよりは既存の《ハーピィ》カードと組み合わせる事で能力を最大限に発揮できます。
…このカード非常に優秀なんですけどこのカードの登場で元の《ペット竜》が実質お役目ごめんになっちゃったのだけが残念ですね…w
流石にもう九期以上前のカードと現在のカードを比べるのは無意味とは言え今まではアイデンティティがあった分寂しさも感じてしまったり…とは言え一応効果はお互い別物なため今後《ハーピィ》モンスターの特殊召喚手段が増えた場合には元の《ペット竜》にも打点上昇を利用した活用がされる可能性もあるため、それを信じつつ長い間《ハーピィ》の第一線で活躍してくれた元の《ペット竜》に感謝を送ります。
【ホーリー・エルフーホーリーバースト・ストリーム】
《ホーリー・リメイク》のリメイクカードです。
能力は原作の「詠唱呪文」能力及び物真似師戦での《死者蘇生》の流れを汲むような効果を持ちます。
⑴の場にレベル5以上の通常モンスターが存在する場合に相手の発動した効果を無効にして自身を特殊召喚する能力は中々強力。元カードと同じステータスを持つためある程度の戦闘に耐えれるのもいいです。
《エフェクト・ヴェーラー》に比べるとタイミングが限定されるとは言えこちらはアドバンテージを失わない事や⑵の効果があるのが利点。
またファンデッキなどで「遊戯デッキで手札誘発入れたいけど《ヴェーラー》は…」みたいな人の場合はこのカードを優先しても良いですね!自分も手には入ったら遊戯デッキに試しに一枚入れてみようと思ってます。
⑵の相手バトルフェイズに一度お互いの墓地のモンスターを蘇生し、そのモンスターに攻撃を誘導する効果も強力。
メインフェイズに対処される可能性もあるとはいえ、この効果のおかげで比較的このカード自体は破壊されづらく、上手くいけば毎ターンボードアドバンテージを稼いでいけます。
このようにファンデッキ目線で考えると言うまでもなく原作再現度が高く、尚且つ効果も悪くないカードなのですが強いて欠点を言えば現環境から見ても原作の攻撃力上昇も追加で入れても罰は当たらないはずなのでそれがないのが非常に残念です。それさえあればより完璧なカードだったんですけどね…
【カイザー・グライダー・ゴールデンバースト】
《カイザー・グライダー》のリメイクカードです。
非常に優秀なフリーチェーン特殊召喚能力と召喚・特殊召喚時に相手モンスターの攻撃力をコピーできる能力を持ちます。
⑴の場のモンスター一体をリリースしてフリーチェーンで特殊召喚能力は様々なコンボに転用できる他、単なる追撃としても優秀。何気に比較的軽い条件でフリーチェーンで特殊召喚できるカードは珍しいのでその点でも優秀。
元のカードとは効果が似ている部分もあるとはいえ大幅に効果が変わってますが、逆を言えば元カードのアイデンティティを奪ってないとも言え、個人的には能力の独特さもあって個人的には今回のカードの中でも非常に評価が高いカードですね。
【魔導騎士ギルティアーソウル・スピア】
《魔導騎士ギルティア》のリメイクカードです。
元カードが融合モンスター化してしまい原作と違いメインデッキに搭載できるカードではありませんでしたが、今回このカードの登場でより疑似的に再現が可能に。
効果も非常に優秀でありながらレベル5なため扱いにくさもありますが、場にモンスターがいなければリリース無しで召喚できる、そのまま召喚時効果の自身の攻撃力より高いモンスターを除外する効果も相まって状況を選ばずに使える優秀なカードです。更に手札一枚をコストに城之内君がアンティカードとして受け取ったカードと同じレベル・種族・属性のモンスターをサーチ出来る効果も持ちます。
全体的に見ても優秀なカードであり、⑶の効果が少し限定的だったり、わざわざこのカードを採用しなくても優秀なサポートが多いと言う点など欠点も目立つカードですがようやっと《ギルティア》をメインデッキに採用できる事も相まって原作・アニメファンには嬉しい一枚。
またこのカードの登場及び《ネイキッド・ギア・フリード》の再録を考えるにもしかしたら「BURST OF DESTINY」で《ギア・フリード》もしくは《ギルティア》のカテゴリ化がされる可能性もあるためそこも楽しみです!(どちらも何気に海外との兼ね合いが全く問題ないです)
…いやだってあんなにカードあるんですよ?ならカテゴリ化した方が面白いじゃないですか!
因みに《ギア・フリード》及び《ギルティア》のカテゴリ化された場合でも窪田修司は既に【炎属性・戦士族】系統のカードが十分揃っているため個性化及び新キャラ考案のためにそちらはカード次第ですがそこまで使わないつもりですね。
とこんな感じですね。どのカードも非常に優秀なリメイクな上、効果も原作再現や純粋な独特性もあって見ていてワクワクしました!Vジャンプの発売が楽しみだぜ…