トリエの雑談ブログ(主にカードゲーム)

雑談ブログ。基本遊戯王やヴァンガなどカードについて色々話します。タッグフォース同志求む!!

「アニクロ」に収録が決定した10枚の新規について語る的な

今回は先日公開された10枚の「アニクロ」に収録されるカードの感想を語りたいと思います。

どのカードも非常に面白く、パックをゲットするのがますます楽しみになったラインナップでした!

※新規カードの詳細は下記を参照。

yu-gi-oh.jp

 

 

 

【Dーフォース】

 

アニメでエドの後見人であるDD及びエド自体も使用したあの凶悪カードがまさかのOCG化!!

流石にアニメ版の方法だと色々トラブル続出&自殺行為も甚だしかったので永続魔法かつ《Bloo-D》が存在する場合のみアニメ効果に近い効果を再現する形になりました。

その他、アニメ効果に存在しなかった効果として発動時の《Bloo-D》のサーチ効果が付きより扱い易くなり、更にアニメ版で斎王戦やDDが使った時を再現してか《Bloo-D》に永続的な二回攻撃を付加する能力も付きました。これは《Bloo-D》が複数体存在すればそれら全てが二回攻撃できるのでかなり強力。

…まあ、そもそも現環境で《Bloo-D》を2体並べられるのかって問題は勿論ありますけど…w

召喚権を使わず《Bloo-D》をサーチ可能なため、「《Bloo-D》使いたいけど《エアーマン》に通常召喚権割きたくない!」ってデッキやレベル8モンスターをサーチ可能なので《トレード・イン》や《闇の誘惑》のコストにしたりなど色々な使い方が可能。本当《D-HERO》はドローソースと相性いいな、おい。

 

【ドクターD】

 

このカードもエドが使用したカード。

墓地の《D-HERO》を除外し、別の《D-HERO》を蘇生またはサルベージできます。

基本は蘇生の方がいいですが、中には手札で効果を発揮する《D-HERO》も存在するため状況に応じて効果を使い分けていきたいですね。特にワンショットキルなどを阻止できるジャスティスガンダム《ダイナマイトガイ》はサルベージ対象になるかと。

アニメにはなかった⑵の効果はフィールドの《D-HERO》2体を対象にもう片方の攻撃力に合わせる効果。打点が低めな《D-HERO》にとって墓地コストのみで高打点モンスターを揃える事ができるのは大きく、有益な効果ですね。

当然、《ディストピアガイ》との相性も良し!

元々⑴の効果自体が優秀なため無理なくデッキに入るのもありがたいです。

 

【2枚のカードの総括】

 

どちらもアニメ効果を根強く再現しつつ汎用性が高まれており、非常に嬉しいOCG化ですね!

前者はちょっとだけ専用構築をする必要性こそありますが、高い制圧盤面を作り易く、後者は既存の《D-HERO》に無理なく入る蘇生札とどちらも【D-HERO】の強化に大きく躍進してくれると思われます。

 

【サイレンス・シーネットル】

 

アニメでクラゲ野郎が使用したモンスター。アニメでは種族が違う事以外ほぼアニメ効果の《サイレントアングラー》という感じでしたが、OCG化に際して向こうに配慮した結果か、こちらにも相応のデメリットが付き、申し訳程度の⑵の「墓地のこのカードを除外する事で墓地の水属性を3体デッキに戻す」効果が追加されました。決して悪い効果ではない上、《サイレントアングラー》とはデメリットの違いの関係で相互互換と言った関係ですが、向こうはプレイングの工夫次第でデメリットは実質なく、各種属性のモンスターを展開できるのが強みで、こちらは水属性しか特殊召喚できなくなる代わり向こうと併用できるのが強みですね。

ただ現状だと《白の救済》で毎ターン回収できる向こう側の方が純粋な使い勝手だと勝るか。とは言えどちらにしろ相互互換な事には変わりないか。

 

【2体の《ステルス・クラーケン》】

 

これもまさかのOCG化。いえ、去年蝉丸のカードが来たので今年はコイツら来るとは思っていましたがまさかの完全アニメ再現効果なのが驚きましたね…

効果は多少の変更点がある事以外はアニメ効果まんまなので省略しますが、まさかここまで再現してくるとは…これならもう少し《スパイダー・シャーク》も強くしてよかったんじゃ。流石に最後の効果はやり過ぎだけど

正直俺はクラゲ野郎嫌いなので彼のカードも使う気は起きないのですが、効果自体も水属性全般で使えるカードですし、特に《No.》の方は自力で相手の属性を変更できる事もあり中々強力なんだなと思います。

 

【各種サイファーカード】

 

…ようやく…ようやくまともな《サイファー》カードがOCG化…!!

特に《パイプレーン》は今までは各種制約・条件のせいで出しにくかった《光波竜》を《サイファー》でも出しやすくなり、ようやっとまともなカードが来てくれたと言えるでしょう…

正直コイツさえまともなOCG化するならそこまで他のカードは求めてなかったのですが今回OCG化した他2枚もそこそこ優秀。

《光波干渉》もまた全国の《サイファー》使いから望まれたカードでしたがこのカードも一ターンに一度限定になったとは言え効果はそのままでOCG化したため、アニメで刀イトが初戦でした戦いのように下級ビート寄りの戦術も可能に。…と言うかこのカードないとマジで《サイファー》は色々不足過ぎる…何よりようやっと《光波異邦人》でサーチ出来るまともなカードが来てくれたのも大きいですね…

続いて《二重露光》。こちらは書き方が少し違う以外はまんまアニメと同じ効果。

 

【各種サイファーカードへの総評】

 

ようやっとまともな《サイファー》カードが来てくれたおかげで大分《サイファー》デッキも安定性が上がったと思います。また《サイファー》カードは地味に未OCGカードが多いため中々アニメ再現がしづらいテーマでしたが今回のOCG化でそこら辺も一気に解消できたのも良いですね。…本当《複葉機》のOCG化は助かった…以前の記事で書いた通り、自分は去年の「セレ10」で【サイファー】は組み直したので今回の強化で大きくデッキが強化されて嬉しいですね。…この調子で強力なOCGオリジナル《サイファー》も…!!

 

【《プロペライオン》と《機塊コンバート》】

 

ここら辺は正直予想内。去年のスペクターやジムの補完具合を見るに「多分ここでロボッピも残りのカードそれなりにOCG化するんだろうなぁ」とは思っていたので特に驚きはしませんでした、けどやはり今回のOCG化で全《機塊》モンスターはOCG化したためそこは嬉しいですね。特に《プロペライオン》はアニメ版から大幅に強化されており、余り打点が高くない《機塊》にとって状況を選ばず相手の攻撃力を0に出来る効果はかなりありがたい。《機塊コンバート》は⑴の効果はアニメ版とほぼ同じで主にリンク状態の解消によるリンク状態の入れ替えや、追撃に使えるかなり便利なカード。

《機塊》は《セルトパス》の効果により対モンスター戦では比較的高い攻撃力を維持できますが、直接攻撃時には貧弱な攻撃力で地道に削っていくしかないためこの追撃能力を得られたのはかなり大きいです。

それだけでも十分強力ですが、⑵の効果により墓地の《機塊》魔法・罠カードを除外すれば回収できるため状況を選ばず使いやすいのもいいです。

 

【2枚の《機塊》カードの総評】

 

どちらも【機塊】デッキを大幅に強化する非常に優秀なカードですね!特に《プロペライオン》は効果の有益さは言うまでもなく、《機塊》としては優秀な攻撃力を持つので直接攻撃時のダメージソースとしても期待出来るのもいい。

 

【締め】

 

とこんな感じですかね?

個人的には今回発表されたカードはどれもアニメ再現度も高く・カードパワーの調整も上手い上、イラストも全体的に格好良いため中々「おぉ、ええやん」と思いました。

みなさんは今回のカードで何か気になるカードはありましたか?

「アニクロ」発売まで後一週間…まだまだ残りのカードも発表され切ってませんが残りのカードがどんなカードが入るか…まだまだワクワクしますね!

 

今回の更新は以上になります。では。