「今回はめちゃ面白いデュエルが撮れたのでそれを紹介するぜ!」
「珍しいわね。アンタがそんな記事書くなんて。」
「いやぁ~、余りにも面白すぎたからこれは記事にしなきゃイケないと思ってなぁ~!後様々な記事作りたいのでその一環だな。」
「ところで、なんでアタシが呼ばれたのかしら?」
「あら、マイじゃない。と言う事は今回の記事は【ナチュル】繋がりのデュエルかしら?」
「いや、今回は《ナチュル》は全く関係ないぜ。」
「?どういう事かしら。ゲストって何やかんや記事の内容と少しは関係性がある人が呼ばれている気がするんだけど。」
「まずはこの盤面を見てくれ」
「えげつないわね…!盤面を見る限り対戦相手は【アダマシア】かしら?」
「あぁ。…最初に言っちゃうと勝ったとは言えめちゃ回されていた上、そもそも【アダマシア】はマスターデュエルで対峙してから苦手意識湧いていたのできつかったぜ…」
「アンタの純構築の【アダマシア】ですらかなりガン回しするもんね。」
「魔法・罠を無効にする《ドラガイト》に、万能カウンターの《ヴァレル・S》、そして、攻撃力から見るに3回までモンスター効果を無効にする《アポロウーサ》か…普通ならこんな盤面立てられたらサレンダーしたくなるわね。」
「あぁ。はっきり言って余程のデッキじゃなければこんな盤面突破できないだろうな。」
「あれ?でもどこかで見慣れたカードが見えるわね!」
「ふふ…!よくぞ分かったねイングリットちゃん…!」
「そりゃ別次元のアタシがよく使っていたカードだし。それにしても今の時代にそのカードを採用するなんてあなたにしては良いセンスしているじゃない!」
「ふふ、まぁな!」
「…まあ、手札見えているから結果は分かりきってはいたけどね…」
「それで手札は分かっているから、問題はこの盤面をどう処理したのかしら?」
「うん、これをこうして…えいやぁーーー!!」
「何故そこで嶺の真似!?」
「今回の記事、イングリットちゃん出す事決めていたからこれ描きながら地方シリーズ見直していたからかな?」
「さてと…盤面と先程の手札から察するにまず最初に《ラヴァゴ》で《ヴァレルS》と《ドラガイト》を処理、その後で《アフターバーナー》で《アポロウーサ》を破壊したって感じかしら?」
「しょうゆこと!」
「へぇ、上手く処理したじゃない!あれ?けど《ラヴァゴ》を召喚したって事は通常召喚できないわよね?どうして《カガリ》が?」
「恐らくだけど《エンゲージ》で《ホーネットビット》を持ってきたんでしょうね。手札の《ロゼ》がない事から察しても。」
「アタリィ~!!流石イングリットちゃん、頭良いだけあって的確に盤面当てているな!」
「となると残る《ブロック・ドラゴン》は《ロゼ》と《閃刀姫トークン》で《ジーク》出して除外、その《ジーク》を素材に《カガリ》を出したって感じかしら?」
「うんうん!あげはもエグザクトリー!!まさにその通り!!」
「そして、《ラヴァゴ》を回収した《エンゲージ》でサーチした《アンカー》で強奪、後は《死者蘇生》で《ドラガイト》を蘇生してこの盤面は完成ね。」
「相手のLPは何かしらの手段で回復して9000…画面で見える《カガリ》の攻撃力は2000、《ラヴァゴ》と《ドラガイト》の攻撃力は共に8000…返しのターンに相手に返す《ラヴァゴ》の効果でフィニッシュしたって感じかしら?」
〈因みに回復したの《プランキッズ》の青い奴の効果だな。
「そうそう!いやぁ~!!このデュエルはマジで神かかっていたぜ!!」
「凄いじゃない!遊人!確かに解決策があったとはいえ5妨害を乗り越えてワンキルとか!」
「ふふ、褒めて褒めて!!しかも、これ昇格戦だからマジで勝てたの嬉しすぎたぜ!」
「褒める褒めるわよ!!本当に凄いって!」
「そうね…こればかりはダメダメな大人のあなたにしては上出来だし褒めてあげるわ。」
「あげはは素直に褒めてくれるのにイングリットちゃんは冷たい!!」
「けど確かにこの内容だったらアンタが自慢したくなるのも分かるわね。」」
「ふふ…!完全に神デュエルだったぜ…!」
「そうね。それはそうとしてなんで《閃刀姫》に《ラヴァゴ》なんて入れていたのかしら?今回は確かにそのおかげで勝てたとは言え。」
「まず第一は《閃刀》が苦手とする制圧盤面を突破するためだな。」
「そうね。それは分かるわ。けどそれなら《壊獣》でいいんじゃない?」
「因みに《壊獣》は《ラディアン》を採用しているぜ。」
「ふーん、ちゃんと採用しているのね。それだとますます《ラヴァゴ》入れている理由が不可解ね。」
「そうとも言えないんだなぁ。正直《壊獣》一体で何とかなる盤面なら《閃刀姫》なら持ち前の応用力で何とかなるし、そうなると多少の腐る可能性を考慮しても一気に盤面を崩せる《ラヴァゴ》の方も入れて置いた方が良いと俺は判断したぜ。」
「確かにね。じゃあ、質問を変えるわ。今回は確かに何と勝てたけど幾ら《ホーネットビット》があるとはいえ、完全に通常召喚できなくなるデメリットをどう天秤にかけたの?」
「そこはまあ、ある程度は割り切って採用したからなぁ。個人的には通常召喚できなくなるデメリットよりも《閃刀姫》が苦手とする盤面を突破できる可能性の方を取った方がメリットがあると思ったのが採用した理由だな。」
「うーん…割り切っての採用というのが減点ポイントだけど一応は考えて採用しているのね。」
「因みに《ラヴァゴ》の採用枚数は?」
「流石に1枚だなぁ。《ラディアン》とそれぞれ一枚ずつ採用しているぜ。」
「《閃刀》の対応力だとある程度の制圧盤面も普通に突破できるからまあ、妥当な枚数ね。」
「入れすぎてもモンスター引き過ぎて墓地に魔法を貯めれなくなったら本末転倒もんね。」
「まあ、一番《ラヴァゴ》を入れた理由は地方シリーズのイングリットちゃんを見て《ラヴァゴ》の突破力の凄さを改めて実感して、余裕ある構築には《壊獣》じゃなくて《ラヴァゴ》を採用したいってのが大きいな…w」
「結局そうなるのね。まあ、ちゃんと考えて採用したみたいだし今回は何も言わないであげるわ。」
「えへへ、ありがとう!」
「…それにしても《ラヴァゴ》込みとは言えあの盤面突破できる《閃刀》って改めて見てもやばいわね…」
「確かにやばいけどプレイングに勝敗が強く影響されるからなぁ。俺は好きだぜ。」
「そうね、理不尽なところもあるけど別に制圧をするわけでもないし、《リンゲージ》がまだないマスターデュエル環境だとワンショットキル性能も高くないからプレイングで本当に勝敗を分けやすいのよね。」
「今の強さくらいが本当に丁度良いから強すぎるカードを与えなければ、環境に出るけど必要以上に嫌われないだろうし、良いテーマよね。」
【締め】
「と今回語りたいデュエルはこんな感じだぜ。」
「余りこう言う事を記事にしないアンタが珍しく記事にしただけあってかなり面白いデュエルを見せて貰ったわ。」
「ふふ、そう言って貰えたら俺も嬉しいぜ!」
「…まあ、一つ文句言いたい事があるとすればそろそろボク達(タッグフォースキャラ)のデッキを使って勝って欲しいって事かしらね?」
「うぐっ…!けど時折は使っているから…!」
「嘘よ。確かにボク達のデッキを使って欲しいのはあるけど無理はしないでね?アンタがボク達の事本気で今でも好きでいる事は分かっているから。」
「…あげは、ありがとう。その願いももう少しで叶いそうだぜ。」
「そう言えばそろそろ【相剣】がマスターデュエルに実装されるらしいわね。」
「!遂に来るのね…!」
「あぁ!と言う事はあげは…お前が本気を出す時が来たって訳だ!今回のデュエルもお前のためにジェム稼ぎしていて撮れたデュエルだったしな。」
「そ、そうなんだ…!ま、まあ、それなら少しは許しちゃおう…かな?」
「…本当あげはって始音に甘いわね…」
「べ、別に甘いわけじゃないわよ。」
「それじゃ今回はこれで終わりにするぜ!」
「ご閲覧ありがとうございました!」
「見てくれてありがとうね!」
「まあ、お礼は言っておくわ。」
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