「今回は先日判明した「ANIMATION CHRONICLE2022」の新規カードの感想を語るぜ。」
「アンタ好みのカードばかりでアンタとしてはかなり嬉しかったんじゃない?」
「あぁ!!こう言うマイナーだけど戦えるキャラのカードの消化は本当嬉しいぜ…!」
「遊君って本当マイナー好きだよねぇ…」
「そりゃなぁ…メジャーキャラのカードは幾ら可能性ある分、こう言うパックではマイナーキャラのカードのカードを優先して欲しいからなぁ」
「一等星の輝きの前じゃ6等星の輝きは霞んじまうからな。だが6等星にも6等星だからできる輝きがあるはずだ。その輝きを見つけるのもまた右腕が疼くってもんだ…!」
「あぁ…つまりは「マイナーキャラのカードにもメジャーキャラにはない良さがある」つて言いたいのね…」
「まあ、そう言ったところだな。」
「ふふ、流石修司分かっているじゃねぇか…!と言う事でカードの方見ていくぜ。」
【矢柳のじいさんのカード】
「最初は掲載順通り矢柳のじいさんのカードを語っていこうと思うぜ。」
「《水晶ドクロ》が表紙飾ったからてっきり《トライアングルーO》までカード化すると思ったのにまさかの《水晶ドクロ》以外のモンスターなしは驚きね。」
「あぁ。便利な効果を持ってOCG化したから効果的にも表紙飾るには申し分ないとは思ったけど、中途半端にOCG化するくらいなら全部カード化して欲しいよなぁ…」
「そうだな。中途半端に羽ばたかされてもカード達も困ると思うぜ。」
「まあ、来年に期待って感じだな。と言う事で1枚1枚の感想語っていくか。」
【水晶ドクロ】
「言わずと知れた矢柳のじいさんのフェイバリットであり、シンボルだぜ。」
「効果はアニメと同じで召喚・特殊召喚・反転召喚成功時に1000ダメージを受ける効果だね。アニメの再現のためか守備表示になる効果も追加されているね。」
「《シェルナイト》もそうだけど、最近は一部のアニメモンスターは守備表示になる効果を追加して使いやすくしてくれているわね。」
「んで、流石にアニメ版と同じ効果だけだと使いづらすぎるからアニメにはなかった効果として効果ダメージを受けなかったターンの終了時に岩石族・攻撃力0モンスター一体を手札に加えるか特殊召喚する事ができるぜ。」
「おのが力を制御しきれず、自傷してしまうがそれを克服すれば新たなる仲間を羽ばたかせる事ができる力か…!まだまだ羽ばたける仲間は少ないが可能性を感じる1枚じゃねぇか…!」
「そうね。まだまだサーチ&リクルートできるモンスターは少ないし、ターン終了時という遅さこそあるけど将来性はあるから何枚か確保しておくのも手ね。」
「再来年にはどちらにしても全ての矢柳のじいさんのカードは全部カード化するだろうし、俺的には矢柳のじいさんデッキ組みたいから取りあえず3枚は確保確定だなぁ。」
【呪詛返しのヒトガタ】
「こっちもアニメ版+追加効果って感じで⑴の効果はアニメ版とほぼ同じ効果だぜ。」
「⑵の効果が戦闘ダメージを受ける度の再セット効果ね。上手く使えば色々な活用方法がありそうね。」
「あぁ。このカード速攻魔法かつ自分の効果ダメージも反射できるから色々と悪用が捗りそうだぜ!」
「何気にこの手の反射系カードは久しぶりだよねぇ~」
「それにしても今時バーン対策なんて余り役に立たないんだし、アニメ同様魔法・罠にも対応してくれたらいいのにね。」
「流石に魔法・罠にも対応しちまうとカウンター罠じゃない事以外は《地獄の扉越し銃》の完全上位互換になっちまうからなぁ、そこを配慮した可能性は高いぜ。」
「そうじゃなくてもこの手の反射ダメージ系のカードは悪用を組織が恐れて慎重に効果を決めている節があるからな。力を制御されちまった要因はそこもありそうだな。」
【ストーンヘンジ】
「このカードも矢柳のじいさんが使ったカードだけど効果自体は汎用的だぜ。」
「攻撃力0版の《早すぎた埋葬》ね。攻撃力0のモンスターなんて幾らでも溢れているし、似たような効果の《リビング・フォッシル》と違ってデメリットもないからかなり使いやすい一枚ね。」
「手札誘発の連中も非力な力しかねぇからな。カテゴリ自体に攻撃力0が少なくてもそいつらを入れていれば無理なく採用できそうな一枚だな。」
「いやぁ~…このカードは便利過ぎて逆に話す事ないよねぇ…」
「強いて言えばこの手の使いやすい汎用カードはファンデッキ寄りのデッキに取っては展開力を強化してくれるからありがたいって事かな?」
【ZEXAL枠のカードについて】
「ZEXAL枠は今回は結構乱雑しているな。」
「だがどのカードも可能性を感じる連中だ。」
「あぁ!どのカードも凄く良い感じのOCG化で早くパック開けたいぜ!」
「意外と汎用的なカードも多いし、様々な種族のデッキが強化されそうだよね。」
【ドリーム・シャーク】
「効果はアニメ版+自己特殊召喚能力だぜ。」
「このカードはZEXAL終盤でも屈指の回であるベクターVSナッシュ(二戦目)に出てきたカードね。アニメでも結構便利なカードだったけどOCG版のこのカードには自己特殊召喚能力も使いされてかなり使いやすくなったわね。」
「あぁ。⑴の効果だけでも水属性デッキ全般で各種素材に使えるし、強化された今のナッシュデッキでも更なる展開に繋げる事ができるから1枚は差して損はないと思うぜ。」
「今のナッシュは多くの自己特殊召喚能力持ちを抱えている。手札消費なしで召喚権を温存しつつ、コイツに《アビス・シャーク》などの効果を使えるのは少なくないメリットだ。」
「遊君的には幸子デッキに使いたいって感じだよねぇ~!」
「うん、俺の幸子デッキは完全に水属性統一だからなぁ。コイツが腐る事はほぼないし、コイツと《フィッシュボーグ・アーチャー》で《白闘気鯨》を更に呼びやすくしてくれたのは嬉しく感じるぜ。」
「それに何気に水属性でレベル5で自己特殊召喚能力は余りいなかったからそう言った意味でも扱い易いわよね。」
【ヒロイック・コール】
「アニメ版においては《アクセル・ライト》並みに扱いにくかったがOCGでは《ヒロイック》に使う際には一切のデメリットがなくなったのでかなり使いやすくなったぜ。」
「アニメ版のコイツはデフレの極みってくらいにデメリットガチガチだったからな…幾ら虚構の支配者にOCGの知識がなかったとは言えアレは擁護のしようがねぇな…」
「まあ、確かにZEXAL時代のデフレはひどかったけど、今のOCGのインフレ具合も褒められた物じゃないからお互い様ね…」
「その分、出来る事は多くなって楽しい一面もあるけどねぇ~」
「んで、効果の方に戻るが《ヒロイック》以外も効果無効・攻撃不可こそ制約されるが戦士族全般を展開できるから意外と汎用的だぜ。」
「墓地効果までは無効化されないから《剛鬼》とかでは展開の補助に使いつつ、サーチできるから少し入れてみるのも面白そうね。」
「んで、⑵の効果は11期から追加された《ヒロイック》の共通特性で自分LPが500以下の時に墓地のこのカードを除外し、自分フィールドのモンスター一体の攻撃力を場とORUの《ヒロイック》カードの数だけ500上げる効果だぜ。」
「おまけとしては地味だけど《クレイヴソリッシュ》の効果とは色々な意味で噛み合うし、墓地効果にはターン1制限がないからいぶし銀の効果になりそうね。」
【オイリーゼミ】
「よっしゃぁぁぁぁぁ!!蝉丸のカードきたぜぇ!!」
「…アンタって蝉丸そんな好きだっけ?」
「いや、蝉丸自体はそこまで。」
「じゃあ、なんでそんなに嬉しそうなのよ…」
「いやさ…蝉丸のカードって【電子光虫】とめちゃ相性良いじゃん?」
「そう言えばアンタは【電子光虫】かなり好きだったわね。だからそんなに喜んでいるのね。」
「ふふ、そう言う事…!」
「遊君本当【電子光虫】好きだねぇ~…そんなに好きなら使い手名乗れば良いのに…」
「さ、流石に光属性とは言え主人公が昆虫族使いは何回嫌じゃね…?」
「二次創作なんだしそこは自由で良いと思うけどなぁ~…」
「まあ、そこは置いておき効果の方を見ていくぜ。⑴の効果は召喚・特殊召喚に成功した場合に自分フィールドの昆虫族モンスター全てのレベルを1下げるぜ。」
「後述するけど蚊忍者のカードが幾つかOCG化したからそのシナジーを見込んでの追加効果でしょうね。」
「だな。単純に便利だし、この効果の追加は地味にありがたいぜ。」
「⑵の効果はアニメ版の二体分のX素材になれる効果の代打で特殊召喚能力ね。表示形式の変更こそ必要だけど次に紹介する《夢蝉スイミンミン》とも相性良いから満たすのは難しくないわね。」
「コイツ単体の性能は半年後に来る《BEETROOPER》版の《デスガイド》に一歩劣るところはあるがそれでも便利な事には変わりないな。」
「無効には昆虫族以外出せねぇデメリットがある。そこでも差別化は容易だな。」
【夢蝉スイミンミン】
「コイツが特に待ち望んでいた一枚でなぁ…!!本当今回OCG化してくれてありがとうの一事だぜ…!!」
「確か昆虫族がいれば特殊召喚できる《ゲイル》効果と召喚・特殊召喚時にモンスター一体の表示形式を変更する効果だっけ?」
「あぁ!特に《センチビート》との相性が抜群でさ!そもそも結構強化されたとは言えまだまだ《電子光虫》は展開力低めだったからコイツは単体でも展開しやすい上、表示形式変更能力で様々なサポートができるから本当便利だぜ…!」
「なんかかつてないほどにいきいきして解説しているわね…」
「まあ、長年待ち望んだ力だ。昂ぶる思いを制御できない気持ちも分からなくはないぜ。」
【No.2 蚊学忍者シャドー・モスキート】
「コイツもアニメ版と同じ効果だな。」
「素材が2体になったので単純に扱い易くなったし、次に紹介する《軍蚊マーチ》が専用サポート効果を付与されたからアニメ版とほぼ同じ使い道ができながらより便利になったわね。」
「あぁ。ただ元々アニメ版でもちょっと遅めなカードだったから《軍蚊マーチ》のサポートなしだと悪くはないけど力不足を感じる一枚だな。」
「逆に一度はまっちまうと制約のないバーンダメージで一気に追い詰められちまうから敵対した場合はそこに注意だな。」
【蚊学忍法・軍蚊マーチ】
「アニメ版と違い、《蚊学忍者》のサポートカードじゃなくて昆虫族全般のサポートカードになったぜ。」
「同レベルになっちゃうけど2体も展開できるのはかなり良い効果だよねぇ~!」
「あぁ!余りアニメで良い思いがない蚊忍者のカードが便利なのがちょっとだけ残念だけど昆虫族全般で使えるかなり便利なカードだぜ。」
「⑵の効果は前述通り《シャドー・モスキート》の専用サポート効果ね。これによって《シャドー・モスキート》のバーン効果をより使いやすくなるわね。」
「それにしても去年の《サモンストーム》と言い、未OCG消化パックからの手札からの汎用的な展開カード増えたね。」
「消費は荒くなるとは言え展開カードが弱いはずねぇからな。組織としても売り上げは伸ばしてぇはずだから未OCGの消化と汎用カードを入れての売り上げの維持が一致しているんだろうよ。」
【勝鬨君の新規カードについて】
「今回の新規のカードの中で特に嬉しかったのが勝鬨君新規!」
「お前本当に勝鬨好きだな…」
「いやね…!最初「何だコイツ」と思った部分はあったけど、何やかんや良いキャラしていたからなぁ…!本当ドンドン強化されていて嬉しいぜ…!」
「となるとそろそろイラストが似ているから入れていた《双天》カードも勝鬨のデッキから外す感じかしら?」
「…」
「そこは外しなさいよ!?」
「いやぁ…確かに良いカードだけどまだ《フウジン》関連も残っているし…外すのはそれからで…」
「完全に《双天》の力に甘えているよこの人!?」
【地雷星トドロキ】
「新しく登場した勝鬨君のカードだぜ。」
「下記の《センコウ》もそうだけどアニメだと効果一切判明してないから既存の勝鬨のカードに合わせたオリジナル効果になっているわね。」
「あぁ。特に《トドロキ》は《覇道融合》の効果を内蔵しているからかなり便利なカードだぜ!」
「バトルフェイズ中の融合召喚は利便性が高そうだな…!相手ターンには《カイキ》の融合効果による《シュラ》の召喚、自分のターンはコイツによる《イダテン》もしくは今回登場した《ライジン》で攻める事で攻防のバランスがよくなっているぜ…!」
「この攻防のバランスの良さは腐っても優勝候補塾のデッキって感じだね。」
「何よりも《覇道融合》を内蔵した効果が本当嬉しい…!あのカード凄く便利だからなぁ~、疑似的とは言え再現してくれるのは本当GJ…!」
【天雷星センコウ】
「⑴の効果は地属性モンスターが召喚・特殊召喚された場合の特殊召喚能力だぜ。」
「レベル7かつ攻撃力2400か。安易に特殊召喚もできる事を考えてもアタッカーとしても素材としても便利な一枚だな。」
「惜しむべくはこんなに簡単に特殊召喚できるならレベル8だったら《バルバロス》と相性よかった事ね。」
「だなぁ。そうすればランク8のエクシーズにも繋がってより便利だったのにな。」
「まあ、エクシーズに理解少ない梁山泊塾のカードがエクシーズと相性いいっての変だし…」
「まあ、そこは仕方ないよな。それで⑵の効果は墓地のコイツを除外する事でレベル5以上の戦士族の攻撃力を1500下げて、相手モンスター一体を破壊するぜ。」
「《カイキ》は勿論、《カイザ》と合わせて使えって感じの効果ね。」
「だな。《カイザ》は悪くはないカードだったけど勝鬨君寄りだとどうしても墓地送りにするカードが《カイキ》しかいなくて《カイキ》が既に墓地にあると効果腐りがちだったからなぁ。墓地へ送る選択肢が増えてくれたのは嬉しいぜ。」
【覇雷星ライジン】
「今回はコレで最後の一枚で勝鬨君の仲間が使用した融合モンスターだな。」
「アニメでは貫通能力しか明かされてなかったから3つの効果の内2つは完全にオリジナル効果ね。」
「えっと、レベルを持たないモンスターとの戦闘で相手に与えるダメージが倍になる効果と破壊されたエンドフェイズにレベル7以下の戦士族を蘇生する効果かぁ。」
「《イダテン》の効果は今の環境では羽ばたけねぇ事も多いからな。リンクモンスターが流行りがちな今の環境ならこっちの方が場合によっては有利になりそうだな。」
「ただ《イダテン》と違って光属性・地属性をそれぞれ一体ずつ素材にしないと融合できないから《イダテン》に比べると融合は狙いにくい部類だな。」
「そうね。結構勝鬨のデッキって同じ属性のモンスターが固まる事も多いからそこは注意しないと出したい時に出せないって事も多そうね。」
【締め】
「とこんな感じかな。」
「人気という輝きではメジャーの連中には敵わねぇメンツばかりだったがどの力も新しい力を開拓できる良いカードだったじゃねぇか!」
「そうね。汎用的なカードも多かったし、幅広いデッキで使われそうなカードも多かったわね。」
「まあ、遊君的にはやっぱり蝉丸のカードが一番喜んでそうだよねぇ~」
「記事でも書いた通りやっぱりなぁ~。早くこの新規取り込んで強化した【電子光虫】を使いたいぜ…!」
「それじゃ今回はこれで終わりにしましょうか。」
「ご閲覧ありがとうございました!」
「見てくれてありがとうね!」
「見てくれてサンキュー!」
「閲覧感謝だぜ…!」
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