今回はつい先日情報が公開された「ディメンジョン・フォース」の新規カードの情報を語っていきたいと思います。
さて遂に情報が来ましたね、「ディメンジョン・フォース」!!
案の定、遊矢が表紙のパックであり、強化は【オッドアイズ】、【EM】遊矢の使う2つのカテゴリを大幅に強化します!
ただ強化の方向性自体は【EM】寄りな辺り、やはりコナミ側としても【魔術師】はかなり警戒されているのが窺えますね…
さて新カードの方の感想いきましょう。
因みに自分はアニメの途中で遊矢デッキの改良はカードプールの膨大さの問題やアニメの失望から完全にやめちゃったので余り上手く感想言えませんが悪しからず。
【オッドアイズ・ペンデュラムグラフ・ドラゴン】
2体目の儀式オッドアイズにして、今回新たに登場する遊矢の新エース。
まず目を惹くのが史上初「儀式召喚以外でも正規の特殊召喚が可能」な効果外テキスト。
これにより本来の実力を発揮できなくなるとは言え完全に腐ると言う事が少なく、自身の効果で何回も手札に戻るため正規の儀式召喚にも支障をきたしにくいという遊矢のデッキでの儀式召喚の難しさを克服しつつ、正規の召喚を狙いやすい効果を備える完璧な新規です。
とは言え効果自体は控えめであり、魔法無効は強力な効果ですが、空いているPゾーンがないと使えないなど穴が多く、やはり前回の「レジェンドデュエリスト編6」での強化も見るにやはり強過ぎるキャラ故に強化しづらいと思われる面が多々見られますね。とは言えこのカード自体は上記の通り、腐りにくい上、自前で儀式召喚の準備ができ、隙は多いとは言え魔法カードの抑制が出来るなど中々優秀な新規な事に変わりないです。
【EMジェントルード】
カード名の由来は言わずもがな下記の《レディアンジュ》共々、遊矢の決め台詞「レディース&ジェントルメン」からでしょうね。(ただ個人的には遊矢の決め台詞ってお楽しみはこれからだの方が印象深いんですよね。話しが面白かった頃はこれ言っている時はそこまで不快感なかったですし)
イラストの方も遊矢を意識して…いると思ったのですがどうも本を見る限り、沢渡さんをイメージしているモンスターぽいらしいですね。彼とは同じくエンタメデュエルを志す共通目的があるので「一応」違和感はない(下述)
…アニメでは設定上、「そんな奴」認識しているらしい遊矢が沢渡さんを意識したモンスターを生み出せるとは到底思えないので多分ARC-Vが最後まで面白かったはずの並行世界のカードだなこれ。
多分そっちだと沢渡さん最初から認めているんだろう
効果の方はP効果がもう片方に《レディアンジュ》が存在する場合し、自分の場がPモンスターのみもしくは存在しない場合にデッキから《オッドアイズ》カード一枚を手札に加える能力。
《オッドアイズ》なら魔法・罠でも加えられるため汎用性が高く、《レディアンジュ》共にPスケールは使いやすいため効果が使えない場合でもPスケール要員として使えるのが強み。
とは言え《オッドアイズ》カードをサーチしたいだけなら《天空の光彩》や《螺旋のストライク・バースト》というより使いやすいカードが存在するため、条件付きとは言えノーコスト毎ターンサーチ出来る点、魔法・罠にもタッチしやすい点、Pモンスターとして使える点で差別化して運用したいですね。
モンスター効果の方は⑴が自身が破壊された場合に同名カード以外の《EM》をPゾーンに置く効果。これにより《EM》寄りデッキの弱点だったスケールが破壊された場合の切り返しのなさが解消された他、《ペンデュラム・マジシャン》とコンボする事で損害を抑えつつサーチできます。この際に《ギタートル》などをサーチすれば更なるアドバンテージの獲得も可能。(この際にはPスケールが6というネックをどうするかが鍵ですね)
⑵は自身がEXデッキに存在する場合、手札のPカードをコストに自身を手札に加え、更にPゾーンの《EM》及び《オッドアイズ》を手札に戻す効果。
これにより《ペンデュラム・マジシャン》とのコンボを毎ターン発動できる他、P召喚できないモンスター、または回収しやすいPモンスターと引き替えに自身を手札に戻す事ができるため柔軟な動きが可能。
総括して一見すると強さが分かりづらいモンスターですが、かなりテクニシャンかつ応用が利き、まさにエンタメデュエルを体現している素晴らしいモンスターですね!
…てかEMデッキいじらなくなって久しいのに結構普通に中々いい解説できている自分に驚いている…
【EMレディアンジュ】
上記の《ジェントルード》共々遊矢の決め台詞に名前の由来を発祥するモンスター。
こちらは見た目から明らかに柚子及び彼女のエースである《ブルーム・ディーヴァ》を意識しており、
P効果は中々控えめな効果で手札のPカードをコストに戦闘する相手モンスターの攻撃力を1000下げます。
戦闘補助としては悪くないのですが、やはり手札コストの面で重く、どちらかというと《ジェントルード》と組み合わせる事前提のカードですね。
単にPモンスターの戦闘補助したいだけなら《ドラゴディウス》もいますし。
モンスター効果の方は中々強力。《EM》版《イシュタム》と言える効果であり、純《EM》は比較的手札事故が起きやすい事からこのカードの効果は大変ありがたい。
使うかどうかは別として《ジンライノ》や《スプリングース》とも相性抜群。
余談ですが、《スプリングース》と言えば「AGneXt」のアランvs伝説の騎士使いの使い方が印象深いですねw
更に自身が墓地に存在する場合、《オッドアイズ》Pカードまたは《ジェントルード》が存在すれば自身をPゾーンに置くこともできるため無駄がない。流石に一ターンにどちらか1つしか使えませんが強力です。
【EXP】
ついに来たP版の《二重召喚》。流石にこの効果でP召喚する場合、EXデッキからしかP召喚できませんが強い事には変わりなく、これによって一度目のP召喚でリンク先用のリンクモンスターを確保、このカードの効果でリンク素材にしたモンスターをP召喚する事で展開力が低めなPデッキはこのカードのおかげでリンクとの両立が可能になりましたね。
特に手札EXデッキにPを貯める事は容易ながら展開手段に乏しかった《イグナイト》などにとっては行幸な一枚!
《ペンデュラム》名称なため《デュエリスト・アドベント》でサーチ出来るのも強み。
【ペンデュラム・スケール】
Pスケールの差によって各種効果を発揮する罠カード。
スケールの差が全くない場合の効果は魔法・罠カードを二枚まで破壊する効果。
しかしながら、スケールの差が0と言う事はP召喚ができなくなると言う事を意味するため、この効果は余程の事がない限り余り使わないですね。【イグナイト】の場合はPスケールが同じ場合でも共通効果で破壊できるため、こちらでは使う機会もあるか。
スケールの差が1~3の場合はレベル2~4のPモンスターをサーチする効果。
スケールが1と5の場合はサーチしたモンスターをそのままP召喚を可能。
スケールの差が4~6の場合はレベル5~7のPモンスターを手札に加える効果。
この場合はスケールが4と8以上の場合、サーチしたモンスターをそのままP召喚可能。
そして、差が7以上の場合の効果はPゾーンのカードを2枚まで戻し、その後、手札からPモンスター一体を特殊召喚する効果。
決して悪い効果ではないのですが、罠カード故の遅さ、能力の不安定さを考えると今回の新規カードの中だと使いにくいと言わざるを得ないですね。
特に多くのPデッキはこのカードに頼らずとも十分過ぎる程のサーチが潤沢なテーマも多く、わざわざこのカードに頼りたいかと言われると疑問符が。
とは言えサーチ効果が強力な事は変わりなく、差が7以上の時の効果は独自性がある効果なため、上手く使えばもの凄い爆発力を発揮すると思います。
【締め】
今回の新規カードの感想は以上になります。
最初は各カードの強さが理解しづらいと思ったのですが、良く見ると中々使いやすく感じましたね。
とは言え遊矢の新規は弟に渡す事を約束しているので正直興味は余りないため、個人的には他のアニメ強化、OCG強化、新規テーマの公表早く来て欲しく、楽しみですね!
やはりタッグフォーサーとしては新規テーマの登場=新規キャラの妄想が捗りますからね!
今回の更新は以上になります。また何か思いつき次第更新します。では!