「今回はやはり来たか。25周年って事もあり新しい力を手にした《ブラマジ》とそのサポートカードの感想を語ろうと思うぜ。」
「これは大方の人が予想はしていたけど随分早く来たわね。」
「そりゃ25周年の節目だ。このタイミングは逃さない手はないと公式も思っているんだろうな。」
「けど流石にもう【ブラック･マジシャン】は強化が十分だからちゃんと【ブラック･マジシャン】の強化にはなっているけど、それ以外のデッキでも使えるようになっているね。」
「正直、王様の強化は十分過ぎたのでこの采配は凄く良かったと思っているぜ。んじゃ、早速カードの解説見ていこうぜ。」
【黒き魔術師ーブラック･マジシャン】
「早速一枚目の解説に入るけど最初のカードは相棒の使用の前提であろう《黒き魔術師ーブラック･マジシャン】だぜ。」
「イラストも映画で遊戯さんが使用していた《ブラック･マジシャン》を強く意識しているわね。一応、シュミレーター上でもアテムさんが使用していたけどあっちはあくまでデータだからやっぱりあの《ブラック･マジシャン》は遊戯さんのイメージが強いわね。」
「だね。それで効果の方を見ていけど、まず⑴の効果は《光の黄金櫃》がある場合に特殊召喚できる効果、⑵は場では《ブラック･マジシャン》として扱う効果、⑶は効果破壊された場合に自己蘇生し、デッキから《ブラック･マジシャン》関連カードをサーチする効果だぜ。」
「⑴の特殊召喚効果は《ガンドラG》と同じ効果ね。このカード単体では⑶の効果を使う前では実質バニラだけど、《ガンドラG》は効果を使うまでは攻撃力は低めだからそこで差別化できるわね。」
「⑵の効果は《ブラマジ》として扱う効果だが、これは見た目からしてあって当然効果だな。《龍騎士ブラック･マジシャン》と違って墓地では《ブラック･マジシャン》としては扱わないため、《永遠の魂》の蘇生には非対応だな。」
「《永遠の魂》の耐性付与もこのカードは効果で破壊されないといけないから若干相性悪いよねぇ～。逆を言えば《永遠の魂》のデメリットをこのカードで若干カバーできるとも言えるけど。」
「原作･アニメのゾークとの最終決戦では一度破壊されたマハード＝《ブラック･マジシャン》は遊戯の手によって復活しているからな。これはある意味原作を踏襲しているな。」
「まあ、《永遠の魂》＝石版が破壊されたのはゾークとの最終決戦後だから若干ズレている気はするけどさ。」
「効果の方に戻りましょうか。⑶の効果だけど、これについては【光の黄金櫃】と【ブラック･マジシャン】は今のところそこまでシナジーがあるわけじゃないから無理にサーチ先を多く入れずに数枚程度入れて自己蘇生できる耐性持ちとして運用するのが一番かしら?」
「だね。ただ意外と相棒って【ブラック･マジシャン】の要素も結構すんなり入るので結構普通に【ブラマジ】のサポートも多めに入れる事はできるとは思うぜ。」
「お前の遊戯デッキにもしっかりと【ブラック･マジシャン】要素入っているもんな。」
「まさに遊戯さんとアテムさんを繋げる凄く良いカードだよね！」
「うーん、ただねぇ…イラストも効果も凄くいいし、個人的に《光の黄金櫃》に《ブラマジ》が入るのは違和感しかないのよねぇ…」
「確かに《光の黄金櫃》って遊戯さんが使用するカードで、《ブラマジ》はアテムさんの切り札だもんねぇ～。本来冥界に送り返される側の《ブラマジ》が送る側にいるのはちょっとだけ違和感だよねぇ～」
「けどイラスト自体は映画準拠だしあくまで「武藤遊戯としての《ブラック･マジシャン》」だから言う程かしら?」
「あぁ。それに修司も言っていたけどこの《ブラマジ》は墓地では《ブラマジ》扱いじゃない＝《永遠の魂》の蘇生に対応してないからアテムと違ってあくまで相棒にとっては《ブラマジ》は「永遠の僕」じゃないって事を案に示しているんじゃないかなって思っているぜ。」
「映画でも遊戯は城之内に指摘されたように「アテムを忘れたくない」故に《ブラック･マジシャン》に拘っている節があったしな。全く使いこなせてないとは言えなかったが実際、他のカードに比べても《ブラマジ》だけは他で指摘されているように若干持て余している事を考えりゃ、この《ブラマジ》は真の意味で《ブラマジ》を使いこなせているように見えるな。」
「そう言えば映画当時から思っていたけど結局映画の《ブラマジ》って単にメタ的なイラストの変更なのか、それともマハードの魂が抜けてイラストが変わったのか、はたまた《ブラマジ》とかもアテムと共に冥界に帰って改めてこしらえたのか…どっちなんだろ?」
「確かにアニメ世界ならカードに込められた魂の変化などでイラストが変わるって事もあるだろうしな。が公式が特に答えを出してない上、創造神なき今、その答えはそれこそお前の言う通り地中深く閉ざされているだろうな。」
「…かもね。余りこの事については敢えて触れないようにしているからそこはノーコメントだぜ。」
【黒魔術のバリア －ミラーフォース－】
「今回はこれで解説するのは最後のカードになる《黒魔術のバリア ーミラーフォースー》だぜ。【ミレニアムエクゾディア】については今度別の記事にするけど早めに記事にしたいぜ…」
「そうね。アンタ、あの情報出てすぐに予約したくらい気に入っていたし、ちゃんと記事にしたいわよね。」
「んじゃ、早速効果の方を見ていこうぜ。効果は《光の黄金櫃》関連モンスターが存在する場合、相手の攻撃宣言時、もしくはフィールドのカードを破壊する効果を持つカードに対して発動でき、相手フィールドの攻撃表示モンスター全てを破壊し、自分フィールドに《ブラック･マジシャン》が存在する場合は破壊した数×500ダメージ、このカードを発動後、一度だけ《光の黄金櫃》関連モンスターは破壊されなくなるな。」
「《光の黄金櫃》のカード名が記されているからそのままサーチが可能できるし、凄く優秀だよね～。けど遊戯さんのデッキってアニメみたいに相手の攻撃を回避して戦うデッキだから意外と発動条件を満たす事って少ないのかな?」
「確かに俺も遊戯デッキ使っていても意外と攻撃される場合って盤面更地にされてからだしなぁ。こう見るとマジで相棒ってアニメ・原作同様凄く攻撃を凌ぎやすいんだよなぁ」
【締め】
「とこんな感じかな?」
「25周年を記念する良いカードだったわね。他にも「インフィニティ・フォビドゥン」には良いカードが多いし、続報も期待ね。」
「あぁ。特に【ミレニアムエクゾディア】はあげはも触れてくれたけどこれ見た瞬間俺はパックの予約したくらいにはワクワクしたし、マジでパックの発売が楽しみだぜ…！」
「【エクゾディア】も原作を代表するモンスターだけにこの良リメイクを早く手に入れたいって気持ちは良く分かるぜ…！」
「それじゃ今回はこれで終わりにしましょうか！」
「ご閲覧ありがとうございました！」
「見てくれてありがとうね！」
「見てくれてサンキュー！」
「また閲覧頼むぜ…！」
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