「現れろ…私達を照らす未来回路!」
今回の紹介デッキ
今回紹介するデッキはようやくOCG化したスペクターの【サンアバロン】デッキ!
セレクション10の新規カード(一部を除く)は公式データベースにて発売前の状態でデッキを組む事が可能であったため折角ですし、初の発売前の画像付きのデッキレシピを上げてみたいと思います!この方式個人的にはかなり嬉しいので今後も似たような企画、と言うよりも公式で情報が公開次第データベースに情報載せるのは今後もやって欲しいですねw
___________________________________________________________________________
デッキレシピ
デッキ名:母なる大樹
モンスターカード 21枚
《聖種の地霊》×3 《聖蔓の乙女》×3 《聖種の影芽》×3
《聖種の天双芽》×3 《ローンファイア・ブロッサム》×2
《イービル・ソーン》×3 《バラガール》×2 《悟りの老樹》×3
魔法カード 14枚
《聖蔓の社》×3 《予想GUY》×3 《火炎地獄》×1
《ハーピィの羽根箒》×1 《ワン・フォー・ワン》×1 《世界樹》×2
罠カード 8枚
《聖天樹の開花》×3 《破壊輪》×3 《死霊の誘い》×2
EXデッキ 15枚
《聖天樹の幼精》×3 《聖天樹の精霊》×2
《聖天樹の大精霊》×2 《聖天樹の大母神》×1
《聖蔓の守護者》×2 《聖蔓の剣士》×3 《聖蔓の癒し手》×2
___________________________________________________________________________
デッキ解説
《サンアバロン》及び《サンヴァイン》を中心とした植物族中心のリンクモンスターデッキ。このカテゴリの登場でOCGには融合を除くEX召喚方法を扱う植物族モンスターのカテゴリが登場した事になります。(Sモンスターを主に扱う【アロマ】、モンスターXを主に扱う【六花】、そして、リンクモンスターメインの【サンアバロン】。)
アニメ同様基本は《サンアバロン》モンスターでLPを回復しつつ、展開し、隙あらば高リンクの《サンアバロン》を呼び出して、それを対象に攻撃力を爆発的に上昇した《聖蔓の剣士》で一気にビートダウンしていく近年としては低速気味なコントロール型のリンクデッキ。アニメ版同様《サンアバロン》モンスターが効果破壊されると途端に《サンヴァイン》モンスターも一気に破壊されるため、この点には気を付けたいです。
アニメで遊作やブルーエンジェルが彼のデッキに対して評価していたとおり【サンアバロン】デッキは超防御型デッキであり、OCGでも《聖蔓の剣士》を除けば全体的に守りに特化しているデッキです。
とは言え高速化している現代の環境ではアニメのようにチマチマ相手からのダメージを待ってから展開するのではとてもではないですが遅すぎるためOCGの【サンアバロン】は積極的に自分からダメージを受けるカードを使い展開していくのが基本になります。そのせいで只でさえやばいキャラであるスペクターに「自傷キャラ」と言うやばい属性がOCGの戦術的に付くんじゃないか心配で仕方ない…w
《聖天樹の幼精》は《聖種の地霊》を素材にする事でデッキから《サンヴァイン》魔法・罠カードを手札に加えられるため収録パックにも再録される《予想GUY》などを駆使し、可能な限り《聖種の地霊》を素材にしたEXゾーンへのリンク召喚を狙いたい。
この効果自体にはターン制限はありませんが、効果の制約上何回も使える効果ではないですが、それでもターン制限のないサーチ効果が強いのは明確なので忘れないでおきたいところです。また上記の通り、《聖天樹の幼精》に素材にした場合の効果を追加した事でアニメ版のままでは余り採用理由が見つけにくかった《聖種の地霊》に存在価値を付加したのはOCGスタッフGJ。(てっきり効果モンスター化や救済措置無しでのOCG化と思われたのでこの采配はマジで良調整)
通常モンスター枠に関しては《聖種の地霊》だけでも十分な気もしますが、保険なども兼ねて《悟りの老樹》も採用。これは同じく「樹」がモチーフのモンスターのため、ファン要素を兼ねての採用。
《バラガール》は自分の場に植物族が存在すればノーコストで手札に回収できるため手札消費を抑える目的で採用。《サンヴァイン》モンスターのリンク素材にこそ使用できませんが、元々《サンアバロン》デッキは《サンアバロン》モンスターの効果で展開するデッキな事や《聖蔓の社》によって通常モンスターの供給は確保しやすいため問題になりにくいです。またリンク1が多いために手札からの特殊召喚能力も活かしやすい。
自分からダメージを受けるカードには汎用性も高く【サンアバロン】には不足がちなダメージソースを補える《破壊輪》やリンクする度にダメージを受けるため即座に《サンアバロン》の効果を発揮できる《死霊の誘い》などを使っていく他、速効性のある魔法カードかつ対プレイメイカー戦のラストも再現可能な《火炎地獄》なども使いドンドン展開していきます。これもまた自分で母なる樹に火を放っておきながら勝手に涙を流すやばいキャラに…w
___________________________________________________________________________
締め
ついにOCG化した《サンアバロン》!色々と「収録タイミングがおかしいんじゃないか?」とか「折角の既存の強化枠を…」という(まあ、当然すぎるのでこれはKONAMIも悪い)意見もありますがやはりOCG化を待っていただけにOCG化自体は凄く嬉しかったですね!効果もほぼアニメ効果を据え置きしているのでアニメ再現もほぼ完全に可能なために劇中のスペクターのデュエルを完全再現可能なのも嬉しいw
さりげなく元々が「面白いけど実際に使うとかなり難しい」カード群だったとは言えOCG化が遅いアニメテーマにしては珍しくかなり再現度高いテーマなんですよね。大抵そう言ったテーマって元々の効果が弱すぎて魔改造されたり、逆にアニメ版が強過ぎて効果が削除されたりもしくはターン制限があったりなどして何らかの形で効果に変更があるのですがこのテーマはある程度追加効果などはあれど基本的にはアニメ効果そのままなため実は結構かなり優遇されたOCG化だったり。…まあ、本当に同名ターン制限あったり、《聖蔓の剣士》が変に自重されたら悲惨なテーマだったので本当助かりましたよ…w
それとこのテーマの収録にあたって《予想GUY》の再録されたのもさりげなく嬉しい点。《サンアバロン》と《ホーリーナイツ》の間の枠が空いていたため何かしらの再録カードがある事から「まあ、《サンアバロン》の相性考えると《予想GUY》だよなぁ」とは予想していましたが、コナミの事だからまた《ローンファイア》とか適当に再録する可能性もありましたからねぇ…(これも相性自体はいいですがまだ発売中の「シークレット・スレイヤーズ」に収録されているためやはり《予想GUY》の方が適切)
汎用性が高いながら中々大量に手に入る機会が少ないカードだったのでこの際に枚数を集めておきたいです。ぶっちゃけ俺かなりこのカード前提に仮想構築しているデッキ結構あるため元々大量に欲しかったのでこの再録はかなりありがたかったりするんですよ…w
となんか久し振りにかなり長く書いてしまいましたね…wやはり元々気になっていたアニメテーマのようやくのOCG化だとどうしても気合入れて書いてしまいます…w
それでは今回の更新は以上です!「セレクション10」本当楽しみw
___________________________________________________________________________
と簡単にですがこんな感じですね。股何か思いつき次第更新します。それでは。
※よろしければTwitter及びピクシブのフォローもお願いします!