はい、タイトル通りです。
と言う事で「もしこのカードが現代でOCG化していたら…」ってカードを個人的に上げさせて貰います。
元々優秀な効果を持つカードや「流石に現代でもそのまま出すわけねぇだろ」なカードなどは除外し、主に明らかに原作から弱体化したカードを中心に取り上げたいと思います。(言い出したら時代が進む毎にどんなカードも幾らでも強化できちゃいますからね)
今回はこのアイデアを思いついたきっかけとなったシリーズである5D`sから。
と言っても主なカードはフォーチュンカップ編に集中していますが…
【ダーク・リペアラー】
今回のアイデアを思いついたきっかけのカード。
と言うかこのカードと下記の《ハイパー・シンクロン》を語りたくて今回の記事を書きましたしね…w
原作では「このカードが墓地へ送られた時に一枚ドロー」と当時どころか現代基準で見ても非常に優秀な効果を持っていました。
当然エラッタ前の《クリッター》が制限かつ、ドローソースに厳しかったあの時代にこんなカードがそのままOCG化するわけもなくOCGにおいては「このカードが墓地へ送られた場合、デッキトップをそのまま戻すかそれを一番下に戻す」という効果になりました。
…確かに自分でも書いた通りでそりゃ当時、いや、現代基準で見てもかなり凶悪な効果とは言え幾ら何でも弱体化し過ぎな気がしますね…
更に言えば《チューニング・サポーター》が出ていたので「…もしかしたら…」と淡い期待も持っていただけに余計…
と言うか能力の弱体化はまだしも《C・コイル》と言い何故レベルも下がったのか…(多分、《ダーク・リゾネーター》との差別化を意識してのレベル設定なんでしょうけど…)
ただ流石に現代の基準で考えればほぼこのまま出しても問題なく、現代にOCG化していたら原作に近い効果になっていたと思いますね。
勿論、ターン1制限は付くとは思われますが原作でも一ターンに一回しか効果を使ってないため原作再現という点から見ても問題なく、上記の通り現代でも見てもかなり強力なカードなので原作(からターン1制限だけ付けた)効果ならデッキによっては十分採用圏内のカードだと思われます。
と言うか《デスガイド》でリクルート(S素材にはできないがリンク・エクシーズ素材には)でき、ドローも出来るカードが弱いわけがない。
この場合はデッキによって《クリッター》との使い分けになると思われますが、どちらもターン1制限がある事を考えれば双方を採用するのも十分考えられますね。
【ハイパー・シンクロン】
このカードもまた上記の《ダーク・リペアラー》同様、遊星vsジャック二戦目(回想を含めれば3回目)で登場したカードでこのカードもまたアニメ効果そのままなら当時基準、いや、現代基準で考えてもかなり強力なカードです。
原作の効果は「このカードを素材にしたドラゴン族Sモンスターの攻撃力を800ポイントアップさせ、戦闘破壊耐性を与える」と言う効果。
OCG版の効果は「このカードをS素材にしたドラゴン族Sモンスターの攻撃力を800ポイントアップし、そのターン終了時にそのカードを除外する」と原作の効果が強すぎたとは言え、大幅な弱体化を課せられました…
正直、遊星VSジャック戦はかなり好きな回だけに「いやぁ、流石にこのままカード化はしないだろ」とは思いつつも当時OCG化したこのカードにはがっかりしてしまいましたね…
まあ、とは言え当時では貴重なレベル4チューナーであり、当時予算に余裕がなかった自分としてはデメリットがあるとはいえレベル4チューナーは中々魅力的だった事も事実。
当時の身内間で考えれば《ギガンテック・ファイター》を選んでも余裕はあったので、適当なレベル4モンスターと合わせてよくS素材に使っていたのが懐かしい…
…まあ、ほんの少し後で《霞の谷の戦士》を手に入れたので一気に使用しなくなってしまいましたが…w
ただ当時からしてみたらオーバースペックだったこのカードも現代で考えればオーバースペックと言い難く(勿論、現代でも凶悪な事には変わりありませんが)なったため、今OCG化すればそのまま、いや、アニメでは結局使わなかったデメリットですが「自身の効果を受けたモンスターを2ターン後のスタンバイフェイズに除外する」ってデメリットもなくなった上でOCG化してくれた可能性がありますね。
【黒羽の宝札】
上記でも言いましたが当時はドローソースに厳しく、更に言えば当時は【BF】が環境で暴れていた事もあり当然の如く弱体化。なんで《闇の誘惑》すら規制がかかっていた時期にこんなカードを出せると思ったあの監督
ただ様々な弱体化を受けたこのカードもまた現代ではターン1制限以外は十分そのままカード化出来るだけの性能になったと言えますね。
元が強力かつシンプルなカードだけに特に言う事は少なく、敢えて言うならばこのカードが本当にそのままカード化すればより【BF】が安定する事や、《南風のアウステル》の事を考えるとコストの除外はそのままでも問題ないかなって?事くらいでしょうか?
【紅蓮魔竜の壺】
ご存じ大幅に弱体化されたドローソースカード。
ただ当時基準で考えても《レッドデーモンズ・ドラゴン》はかなり評価低かったため《レモン》の価値を上げる事を考えてもそのまま、といかなくてももう少しなんとかならなかったのかなぁ…
現代で出した場合はターン1制限以外はそのままで出してくれそうですよね…
個人的にはこう言う専用カードって何かしらのカードの下位互換に近い物に価値を付加するためと思っているためこう言うカードはやはりそのままとまではいかないにしても何かしらちゃんと使えるようにして欲しいですね…そもそも専用カードというのは汎用性を犠牲にしてカードゲーム全体のバランスを取りつつ、その強力な効果で使う人の高揚感を促すのが基本なんですし…
【機皇帝の賜与】
このカードもまた大幅に弱体化され過ぎたカード。
アニメ版は《機皇》版《スペーシアン・ギフト》であり、そのまま出してくれた場合、【機皇】をより安定化させてくれる非常に優秀なカードになってくれたはずですね。
正直弟のアポリアデッキにボコボコにされている身としてはそれはそれで複雑ですがね!!
しかし、当時はドローソースに厳しいのは分かるんだけど本当もう少しカテゴリの強さなどを考えてカードパワーを調整して欲しいですよね…ファンデッキレベルのデッキだったら少しくらい強力なドローソースを配っても…(それを反省したのか九期以降はそう言う「このカテゴリならまあ」ってカード増えましたよね)
まあ、当時はドローソース=色々と出張されがちだった事もあるので公式側が警戒するのも分からなくはないのですが…(当時の《デステニー・ドロー》の出張話を知っているのでARC-V期の【D-HERO】の控えめな強化も「まあ、また出張を警戒しているんだろうけど…」と妙に納得してしまった部分もありましたし…なら、その反省活かして《デストロイフェニックスガイ》はもう少し何とかしろよォ!?)
【締め】
なんか余り挙げるカードが思いつかず、結局挙げたカードのほとんどがドローソースになってしまいましたね…wこの頃のドローソースは余りにもひどい弱体化したのもある部分はありますが…
まあ、元々は記事に書いてある通り《ハイパー・シンクロン》と《ダーク・リペアラー》を語りたかった記事なので他はおまけに近いのですが…(他3記事が妙に短いのもそれが理由だったり)
挙げるカードは5枚と決めたので今回は上記の5枚を挙げましたが、個人的には今更でも良いので《ベアルクティ》に近い形でダークシンクロを実装して欲しいなど他にも「現代なら…」ってカードは多く存在しますが、それらはまたの機会に挙げたいです。
他にも「このカード早くカード化して欲しい!」ってカードも挙げたいですね!
みなさんは「もう少しこのカードアニメに近い効果にならなかったのか…」ってカードはありますか?
よろしければコメントしてくれたら嬉しいですね!
今回の更新は以上になります。また何か思いつく次第更新します。では!