「うおっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!マイナーテーマ強化来たァ!!」
「おめでとう!遊君!凄く面白そうなテーマが来たわね!」
「おぅ!ありがとねひなちゃん!本当面白そうで楽しみなテーマだぜ!」
「本当アンタ、マイナーテーマ強化好きよね。」
「いやさ…!やっぱり何回も強化が来ているテーマよりもこう言う意外なテーマの強化が来た方がワクワクしないか?」
「ふっ…!分かるぜ…遊人…!その気持ち…!羽ばたく翼を持たなかった連中が強く羽ばたく力を得る…そこでしか見られない景色があるってもんだ…!」
「ふふ、だよな!と言う事で今回はまさかの強化【キマイラ】デッキについて語りたいと思うぜ!」
【新種族・幻想魔族について】
「まずは今回の新規カードを語る前に新種族幻想魔族について語らないとな。」
「まさかの新種族ね。この手の新種族ってアニメに絡んだり、何かしらの発表が事前にあって紹介される事が多いけど、今回はまさにサプライズ的に出てきたわね。」
「《ノー・フェイス》の収録はこのための伏線だったのよね~!ペガサスさんの新規カードが入らなかったのは残念だったけど凄くいい伏線の張り方よね!」
「TPには直接的に相性の良いカードの他に、こう言った感じにイメージを優先した再録される事もある。そこを見落として創造主の新規と早計に決めつけた多くの意見を良い身で裏切った再録だと思うぜ…!」
「いや、まあ、こんなの誰も予想できんやろ…w」
「んじゃ、新種族の詳細を語っていこうぜ。幻想魔族、コイツらは原作及び初期のゲームで登場していた種族だな。」
「まさかの原作の初期に触れていた種族をカード化よねぇ~。てっきりこう言う種族は完全になかった事にされると思っただけにOCG25周年超しのカード化はファンには嬉しいわね!」
「俺もまさかここに来てこんな形で原作のその場凌ぎの種族が出るとは思っていなかったからなぁ…w本当良いサプライズだぜw」
「主な特徴は原作で《ノー・フェイス》が戦闘を行ってお互いに破壊されたなかった事から「戦闘を行うお互いのモンスターは破壊されず、戦闘を行った相手モンスターに何かしらのマイナス効果を付与」するのが現状の特徴ね。」
「ヒキワケ!?ヒキワケナラリョウシャトモアイウチナハズ!?」
「言うと思ったけど脱線するから黙ってなさい!?」
「あくまで現状の特徴であって今後特徴が変わる可能性もあるが、しばらくはこの特徴のモンスターが多く存在する事になるのは確かだろうな。」
「けどサイキック族や幻竜族も結構特徴は変わってないし、この種族も基本的な特徴は踏襲するんじゃない?」
「まあ、まだ4体しか出てないし、今後、どんな効果が出てくるか楽しみだよなぁ~。それとこの種族の特徴で今後、新種族や原作初期に拾われなかった種族のOCG化の可能性も高まってきたと言えるぜ。」
「《の騎士ガイア》とか海外との兼ね合いでカテゴリ化できなかったけど魔導騎士族縛りでカテゴリ化すれば問題なくカテゴリ化できそうだし、まさかの《の騎士ガイア》カテゴリ化もあり得るわね。」
「だが現状でも《暗黒騎士ガイア》は強力なデッキだ。流石に十分強力なデッキを更に強化するのはまた不満を募らせる事を考えりゃ、当分はないだろうな。」
「オリカでそう言うのを今後考えるの大丈夫になっただけでも収穫だぜ。今後は既存の種族に囚われずオリジナル種族・オリジナル属性考えていこうかなぁ~!」
「遊君、虹属性とか竜神族とか考えていたもんねぇ~」
「まあ、オリカの話しは本題から逸れるし、早くカードの方の解説いきましょう。」
「だね。それじゃカードの方見ていくぜ。」
【幻爪の王ガゼル】
「まず最初の一枚は名前の通り《ガゼル》のリメイクだぜ。」
「このカード自体は幻想魔族じゃないけど、幻想魔族と密接に関わる効果を持つわね。」
「効果は⑴が召喚・特殊召喚に成功した場合に悪魔族・レベル5モンスター一体か《合成獣融合》一枚をサーチする効果だな。後述する《バフォメット》も似たような効果を持つため、互いにサーチし合える関係になっているな。」
「ただこっちの場合は向こうと違って一枚しかサーチ出来ないから即座に融合できないから主な差別化点は下級モンスター故の小回りの良さだね。」
「そりゃ向こうはレベル5だし、下級モンスターよりも強力な効果になっているのは当り前よねぇ~…」
「⑵は融合素材になった場合の幻想魔族のサーチだな。特にサーチしたいのは《バフォメット》をリクルートできる《ミラーソードナイト》だ。なるべくあちらに召喚権を割きたい事を考えりゃ、コイツはそのまま出さず融合素材にするのがベストだな。」
「だね。現状幻想魔族に展開サポートはほぼないから、なるべくさっさと融合素材にして、《ミラーソードナイト》のリクルート効果のために召喚権は使いたいよなぁ~」
【大翼のバフォメット】
「次のカードは前述した通り《バフォメット》のリメイクだぜ。」
「効果は少し触れたがレベル4・獣族一体と《合成獣融合》1枚のサーチだな。コイツが上級モンスター故に手札に来ると事故要因だが、効果を使えれば一気にアドバンテージを稼げる事ができるな。」
「ただやっぱり2枚サーチだからか、こっちは効果を使ったターンは融合召喚しかできないのよねぇ~…上級モンスターなんだし、そこはデメリットなしでも良かった気がするわね。」
「まあ、やっぱり2枚サーチともなると慎重になるのはしょうがない気がするよ。それで⑵の効果は融合素材となった場合の幻想魔族の蘇生だぜ。」
「この能力も強力だな…!《ミラーソード》の効果は相手ターンにも使える上、攻撃力もたけぇ…上手く使えば一気に盤面・フィールドアドバンテージ共に稼げる効果だな…!」
【ミラーソードナイト】
「次のカードはゲームオリジナルカードからの参戦だぜ。」
「コンストラクションモンスター、だっけ?2つのパーツを組み合わせる事で様々なモンスターを生成できるんだよね?」
「アタシ達はこの頃のゲームやってないから語れないけど、凄く面白そうなシステムよねぇ~。」
「集合意識の掲示によればコイツらは元のゲームじゃ特に《キマイラ》との関わりはなかったみたいだな。恐らく様々なパーツを使い、モンスターを生成する様をキマイラ=合成獣に見立てての関連づけなんだろうな。」
「まあ、最近はその手のゲームオリジナルカードをともかく形にしたいらしいからどんな形であれOCG化された事は良いことだと思うぜ!」
「それじゃ効果を見ていきましょうか。⑴の効果は修司が少し触れた通り、お互いのターンのフリーチェーンの《合成獣融合》のカード名が記されたモンスターのリクルートね。」
「前述の通りコイツ自体も攻撃力が高く、フリーチェーンでの特殊召喚能力の高さは言うまでもなく強力だ。」
「メインフェイズ限定じゃないから追撃にも使えそうよねぇ~。《合成獣融合》が記されているモンスターの攻撃力の平均も1500前後だし、悪くないんじゃない?」
「だね。⑵の効果はお互いに戦闘で破壊されない幻想魔族の特徴だぜ。」
「お互いだからモンスター削りには使えないけど、攻撃力は何回も言っている通り高いから基本はダイレクトアタッカーとして使いたいわね。」
「んで、⑶の効果は《有翼幻獣キマイラ》がフィールドにいる場合、フィールド・墓地のコイツを除外してのモンスター効果の無効だね。」
「基本的には墓地のこのカードを除外して発動するでしょうけど、このカードの攻撃力の高さからフィールドに残る事もあるし、覚えておいて損はないわね。」
【コーンフィルドコアトル】
「これでメインデッキのモンスターは打ち止めでコイツも初期のゲームオリジナルモンスターだぜ。」
「⑴の効果は自身を手札から捨てての《合成獣融合》が書かれているモンスター一体のサーチね。何度も言っている通りなるべく優先してフィールドに出したいのは《ミラーソードナイト》とそこからリクルートできる《バフォメット》だし、それを召喚権を使わずに手札に加えられるのはありがたいわね。」
「⑵は《ミラーソード》同様の効果だ。これは省略して良いだろう。」
「だね。んで、コイツも《ミラーソード》同様⑶の除外して発動する効果を持つぜ。」
「《キマイラ》がいる時に対象効果を墓地・フィールドのこのカードを除外して無効にしつつ破壊できる効果ね。《ヴェーラー》は勿論、《強制脱出装置》とかのバウンスにも強いし、あって損はないわね。」
「コイツは⑴の効果の性質上そのまま墓地へ行く事が多い。効果の適用機会は多いと同時に相手も分かっていて発動する事も少ないだろう。牽制にはなるが。」
「と言いますが実際、今のDMで対象耐性が一回あるだけでも十分厄介なのよねぇ…」
「それは言わない約束よ、遊君。」
【幻獣王キマイラ】
「さてここからは融合モンスターかつ《キマイラ》のリメイクになるぜ。」
「まず一枚目のリメイクは《幻獣王キマイラ》ね。融合素材は獣族+悪魔族で⑴の効果はリメイクによくある元カードとフィールド・墓地で同名カードになる効果。今回《キマイラ》サポートが多く出たからこの効果は有益ね。」
「⑵の効果は融合召喚したターンのエンドフェイズに相手の1枚ハンデスだな。融合召喚時に発動する効果のため除去されても問題なく発動できるが、エンドフェイズと遅いのが欠点だな。」
「まあ、ハンデスなんてそうそう簡単にできるわけないからなぁ…そこはしょうがない。」
「⑶の効果は相手ターンに墓地のこのカードを除外して、墓地の獣族・悪魔族・幻想魔族一体を蘇生する効果ね。幅広く蘇生できるから様々な動きができそうだけど、主な蘇生先は何になるかしら?」
「うーん…正直すぐには思い付かないからやっぱ戦闘破壊耐性を持つ幻想魔族をバトルフェイズに呼ぶ事で攻撃を防ぐ…のが一番じゃないかなぁ?」
「効果自体は完全にサポート向きね。これは後述する《幻想魔獣キマイラ》の経由先としてデザインされているからでしょうけど。」
「集合意識の掲示でも「コイツは場に維持せず、さっさと墓地へ送れ」と書いてある。その通りあくまで《幻想魔獣》の経由としての運用が主になるだろうな。」
【幻想魔獣キマイラ】
「さてそろそろクライマックスも近いぜ。次のカードは新たなる《キマイラ》の姿その⑵にして、【キマイラ】デッキのエースモンスターだぜ。」
「融合素材は《キマイラ》+幻想魔族1体以上、⑴の効果は《幻獣王キマイラ》同様の元の《キマイラ》扱いになる効果ね。」
「⑵の効果が本命だ。融合素材モンスターの数だけモンスターに攻撃が可能。これで後述する⑶、⑷の効果と相まって、このカード単体でワンショットキルが可能だな。」
「⑶と⑷は窪田の言う通り密接に関わるし、一緒に紹介しちゃって良いかしら?」
「うん、問題ないぜひなちゃん。」
「OKよ。⑶の効果は幻想魔族共通の戦闘モンスターはお互いに破壊されない効果、⑷が戦闘を行った相手モンスターを効果と攻撃力を無効にする効果ね。」
「融合素材こそ思いがコイツを出しちまえばそのままワンショットが可能だ。まさに切り札に相応しい豪快なモンスターと言えるな。」
「融合素材の《キマイラ》の問題も真面目に素材を集める以外にも《融合強兵》のおかげでクリアする事も難しくないしなぁ~、本当今から使うの楽しみだぜ…!」
【合成獣融合】
「さてこれで最後の1枚になるぜ。度々触れている【キマイラ】デッキ専用の融合カードだ。」
「⑴の効果は悪魔族・獣族をいずれか含んだ場合のメインフェイズ限定のフリーチェーン融合ね。自分のターンだと普通の《融合》と余り変わりないけど、相手ターンに《ガーディアン・キマイラ》を出す事で妨害が可能ね。」
「そっか、獣族か悪魔族が一体でも含まれていれば融合先は限定されないからそう言う使い方もできるのね!」
「名前からしても「キマイラ」でデッキにぴったりだ。入れない理由はないだろうな」
「肝心なのは⑶の効果で《キマイラ》がいる場合に自身を回収するか、自身を除外して元祖《キマイラ》の融合素材をデッキ・墓地から呼べるわね。」
「これで元祖《キマイラ》達にも羽ばたく意義があるって事か。良い采配じゃねぇか…!」
「ただどっちも古いカード故に事故要因になりがちだし、刺してもピンだろうなぁ。」
「まあ、墓地からも蘇生できるから除外されない限りはピン刺しで良いでしょうしね。と言ってもアンタの事だから2枚ずつ入れてそうだけど。」
「あはは、まあ、枚数はデッキを構成しながら考えるとしても絶対1枚ずつは採用するぜ。」
【締め】
「とこんな感じかな。」
「まさかの【キマイラ】強化で大盛り上がりできたし、アンタとしては凄く良いカードだったんじゃない?」
「あぁ!本当こう言う強化でいいんだよなぁ~!マジで予想GUYの強化だったから凄く嬉しかったぜ…!」
「もう待ちきれない、って感じね!やっぱ遊君はこう言うテーマの方が好きよね!」
「ふふ、ついに明日発売…!今からどんなデッキ構成にするか考えないとなぁ~!」
「んじゃ、今回はこれで終わりにしようぜ。」