「私、負けない!」
はい、今回紹介するのはとある架空デュエルよりハルカの「炎と水のフュージョン」をイメージした【HERO+閃刀姫】デッキです。
作中で彼女が使用したカードをベースに自分なりに彼女のデッキを再現。
ぶっちゃけ作中設定を考えると「閃刀姫」ってめっちゃ高そうですが、正直向こうの世界のカード値段の基準が「色々な意味で」謎なのでこの際無視して【閃刀姫】を採用。
【閃刀姫】を採用した理由は2つ。
1つは純粋に≪カガリ≫、≪シズク≫により簡単に彼女のエースカードである≪氷炎の双頭竜≫を出しやすい事。
2つ目は作中で彼女が何かしらの姫の魂を受け継ぐ者である事を示唆するシーンから。
後ヒガナ事サファイアが【メタルフォーゼグレイドル】だし、ならばハルカもガチデッキである【閃刀】デッキ使ってもおかしくはないかなって。
デッキ名:「真(ネオ)・炎と水の融合(フレア&フロスト・フュージョン)デッキ!!」
使用者イメージ:ハルカ
コンセプト:【炎と水のフュージョン】を意識した【HERO閃刀姫】
デッキレシピは以下の通り。
ハルカ「あれ!?モンスターXは!?」
俺「ぶっちゃけ本当は採用したかったけど色々な意味で枠が足りない。≪RUM≫採用する余裕なかったし、≪ライトニング≫は作中設定で高いので採用できないし、そうなると≪ホープ≫採用する意義が限りなく薄いし…と言うかまずこのデッキそこまでランク4出せないし。」
モンスターカード 19枚
≪氷炎の双頭竜≫×2
ハルカ「炎と水のフュージョン!」
ご存知作中内のハルカのエースカード。少々召喚条件こそ難しいものの悪くない性能であり、俺もGX時代は結構使っていたカードです。
≪閃刀姫―レイ≫×1
あくまでこのデッキのメインは【炎と水のフュージョン】であるため≪カガリ≫、≪シズク≫の墓地送りの補佐要因に一枚だけ採用。
≪スチーム・シンクロン≫×3
≪バブル・ブリンガー≫からの展開要因&チューナー要因。「サファイアvsゾーク」戦はお気に入りの回なので採用。
みんな大好き空気男。優秀なサーチ効果で戦線をつなぐ。
≪E・HERO ブレイズマン≫×2
召喚・特殊召喚時に≪融合≫をサーチ可能。墓地へ行った後も≪氷炎の双頭竜≫のコストになるので無駄がない。
≪E・HERO バブルマン≫×1
強欲な泡男。主な役割は融合素材になりつつ≪氷炎の≫の素材要因になる事。
≪素早いビーバー≫×3
簡単に水属性モンスターを墓地に貯める事が出来るため採用。≪HERO≫は勿論、≪エンゲージ≫からサーチできる≪レイ≫→≪カガリ≫に繋げば≪氷炎の≫に繋げるため後はそのままそれに繋げばいい。
≪沼地の魔神王≫×3
≪融合≫のサーチ&≪デブリドラゴン≫の吊り上げ、≪バブル・ブリンガー≫に対応など多岐にわたる活躍を見せてくれる。
≪デブリドラゴン≫×2
≪素早いビーバー≫を吊り上げて≪瑚之龍≫に、≪沼地の魔神王≫を吊り上げて≪氷結界の龍 グングニール≫に繋げる。セレナは何回か使っていた記憶あるけどハルカは使っていたっけ…?
魔法カード 17枚
≪HERO≫を象徴する最強の融合カード。このデッキでの融合先は≪アブソルートZERO≫と≪ノヴァマスター≫だけなので枚数は少なめに。
≪マスク・チェンジ≫×1
変化先は≪アシッド≫のみ。下手に他の変身体を入れると通常の≪HERO≫デッキとの差別化が難しくなるので。
≪融合≫×2
説明不要。≪融合≫に特化しているわけではないので枚数は二枚に。
≪死者蘇生≫×1
汎用蘇生カード。
≪E-エマージェンシー・コール≫×2
≪E・HERO≫をサーチできる優秀なカード。基本は≪エアーマン≫をサーチし、状況に応じて他のカードもサーチする。≪HERO≫にばかり重点を置いているわけでもないので枚数は少々少な目。
≪増援≫×1
≪HERO≫モンスターの他、ピン刺ししている≪閃刀姫―レイ≫をサーチし、EXデッキの≪閃刀姫≫に繋げる。
≪閃刀起動―エンゲージ≫×2
出張が横行した結果準制限にぶち込まれた≪閃刀≫の重要カード。≪カガリ≫、≪シズク≫をサーチしたカードで呼び出し、速攻で≪氷炎の≫を出すために採用。
≪閃刀機―ホーネットビット≫×1
≪エンゲージ≫のサーチ要因兼≪イゾルデ≫を呼ぶために採用。
≪サルベージ≫×1
≪沼地の魔神王≫を回収しつつ、融合素材を確保する。
≪貪欲な壺≫×1
エクストラデッキのカードの消費が激しい&架空デュエル御用達のカードのため採用。
≪融合回収≫×1
作中でも何回も使用しているので採用。上手く≪エアーマン≫などを回収し、よりアドバンテージを稼いでいきたい。
≪閃刀術式―アフターバーナー≫×1
相手モンスターを破壊しつつ、墓地に魔法カードが3枚以上存在する場合にその破壊に成功したなら、更に相手の魔法・罠カードを破壊できるカード。下記の≪ジャミングウェーブ≫同様、≪エンゲージ≫のサーチ先の補助のために採用。
≪閃刀術式―ジャミングウェーブ≫×1
相手のセットカードを破壊しつつ、墓地に魔法カードが3枚以上存在する場合にセットカードの破壊に成功した場合、更に追加で相手モンスターを破壊するカード。
罠カード 4枚
≪バブル・ブリンガー≫×1
作中でのハルカの守りの要。リンクモンスター全盛期だと防御力に不安が残るけど、いざって時の防御要因兼、ファン要素、後半の展開能力の3つを理由に採用。
≪激流葬≫×2
水属性が中心のデッキのためイメージ優先で採用。
≪リビングデッドの呼び声≫×1
≪ヴァルカン≫が入っているので≪戦線復帰≫ではなく敢えてこちらを採用。
エクストラデッキ 15枚
≪E・HERO アブソルートZERO≫×2
説明不要の最強の≪HERO≫。協力極まりないため採用枚数も多めに。なお、コイツと下記の≪ノヴァマスター≫以外の≪HERO≫融合を入れてない理由は過度に属性融合を入れると「それ普通の【HERO】デッキでよくね?」というのと。このデッキ作っておいてなんですがやはり【HERO】デッキは十代こそ相応しいので、あくまでこのデッキは「炎・水属性が中心の【HERO】デッキ」ではなく【炎と水のフュージョン】というコンセプトにしたいため。
≪E・HERO ノヴァマスター≫×1
炎属性と≪HERO≫で融合でき、戦闘で相手モンスターを破壊すると一枚ドロー。
当然ながら【炎と水のフュージョン】を意識しているので採用。
≪M・HERO アシッド≫×1
ピン刺ししている≪マスク・チェンジ≫から呼び出し、相手の魔法・罠カードをすべて破壊する。このデッキは作中意識で≪羽箒≫を入れてないのでこの能力が重要な場面は多くなる。
≪ブラック・ローズ・ドラゴン≫×1
相手フィールドを荒らしつつ、自身を能動的に墓地へ送れるため、打開札も兼ねて採用。
≪獣神ヴァルカン≫×1
「vsゾーク戦」で初登場した便利なモンスター。最近では≪瑚之龍≫に押されがちだけどやはりこいつはこいつで十分優秀。特にこのデッキでは「炎属性と水属性」である事が重要なので。
≪氷結界の龍 グングニール≫×1
≪沼地≫を≪デブリ≫で吊り上げてシンクロする。手札コストも≪エンゲージ≫や≪サルベージ≫でそれなりに工面できる。
≪瑚之龍≫×1
優秀な除去能力を持ち、更に墓地へ送られるとドローできるため採用。ハルカではないがサファイアが使った事はある。
≪マスターボーイ≫×1
水属性が多めのデッキなので当然入る。
≪小法師ヒダルマ―≫×1
主な召喚方法は≪素早いビーバー≫の能力を使う事。腐った≪バブル・ブリンガー≫を上手く使いつつ、相手の魔法・罠カードを破壊できる。
≪聖騎士の追憶 イゾルデ≫×1
戦士族も多めなので当然入る。EXモンスターゾーンに置いてしまった融合≪HERO≫をいざって時にどける役割もある。
≪閃刀姫―カガリ≫×2
≪閃刀姫―シズク≫×2
ご存知優秀な可愛い子ちゃん。簡単に出せて墓地に≪氷炎の≫のコストを確保できるために採用し、更にこの子ら自身も非常に優秀。
このデッキの戦術
≪HERO≫各種でアドバンテージを稼ぎつつ、隙あらば融合を狙う。
≪エンゲージ≫で状況に応じた≪閃刀≫カードをサーチし、臨機応変に対応しつつ、フィールドリソースで攻める相手には各種シンクロ体の除去能力を使い、そのリソースを削る。
最終的には真のエースである≪氷炎の双頭竜≫に繋ぐ。
【HERO】をベースに、【閃刀】のギミックを組み込み、尚且つ【HERO】、【閃刀】両方の特徴を生かしつつも、どちらにも染まらない個性的で作中の彼女のデッキを再現したデッキになったと思っています。
最後にこの架空デュエルについて
この作品好きな部分もあるけど同じくらい嫌いな部分もあるので正直、この記事書いておいてなんですが正直俺の中でも賛否両論。
特に必要以上なゲスト参戦キャラの扱いの悪さや、オーバーキルぷりは正直作者の腐った根性が見え隠れしていて正直好きではありません。
只、動画の内容自体ははっきり言って架空デュエルの中でも文句なしに一番いい話&構成ばかりなので俺の感情は別としてやはりその点は評価されるべきだとは思います。
「サトシvsセンリ戦」、「ゾークvsサファイア戦」、「サトシvsサファイア戦」など純粋で素直に楽しめる話もあるのでそういった話だけを切り抜けば素直に評価できる作品であるし、中には本当にいい意味で鳥肌立つシーンもありますしね。