はい、タイトル通りです。
と言う事で「もしこのカードが現代でOCG化していたら…」ってカードを上げるPart.2です。
最近余り遊戯王の話題が少なくなっていた気がするので少しでも遊戯王の話題を出すためという事もあり、第二弾になります。
元々優秀な効果を持つカードや「流石に現代でもそのまま出すわけねぇだろ」なカードなどは除外し、主に明らかに原作から弱体化したカードを中心に取り上げたいと思います。(言い出したら時代が進む毎にどんなカードも幾らでも強化できちゃいますからね)
今回はZEXAL編!!今回も一キャラにカードが集中しちゃっていますね…w
今回上げるのも5枚!!
ただ今回は比較的デフレ時期にそのまま出たカードが多い事や単にアニメ4期という事もあり大分時代が進み、(ひどいものも多いけど)大分アニメに沿ってOCG化しているカードも多いため選出に結構悩みましたね…汗
※前回の5D‘s編については下記を参照。
【潜航母艦エアロ・シャーク】
ZEXALの代表的弱体化カードと言えばやはりこのカードと下記の≪ビッグ・ジョーズ≫。
アニメ版の効果はORUを一つ使い、自分の手札の×400ポイントのダメージを与えるというかなりぶっ飛んだ効果を持っていました。当時はターン1制限という概念もほぼ存在しなかったためこのまま出せばワンショットキルの温床になる事が懸念されてか、OCG版の効果はORUを一つ使い、除外されている魚族・海竜族・水族モンスターの×100ポイントのダメージを当てる効果に。
アニメ効果は汎用水属性モンスターXサポートである≪エアー・トルぴーど≫で疑似的に再現されたとはいえやはりOCG版の弱体化具合は本当見ていて悲しくなる…
当時はコナミがデフレを推し進めていたのと(結局不満続出だった結果≪征龍≫とか出す遠因になったけど)、全体的に初期はモンスターXの性能が控えめであった事から簡単に呼び出せるランク3がある程度低性能なのは仕方ないにしても、≪グレンザウルス≫を見てもう少しダメージ数値調整できなかったのか…
流石に現代基準で見てもこの効果で出すのはターン1制限があっても難しいと思われますが、これに加えて、AGneXtで付けられた通り水属性レベル3×2にしたり、自分のLPが相手より少ない場合に発動できる
…などアニメ再現に困らないレベルで弱体化しつつ、良調整する事で普通にアニメ効果に近い形でOCG化はできると思われます。というかなんでこれができなかった
【ビッグ・ジョーズ】
アニメ効果は「魔法カードが発動したターンに自身を手札から特殊召喚できる」というかなり便利な効果。それに対してOCG効果は「攻撃終了後自身を除外する」効果…だけ。
…うん、確かにレベル3で攻撃力1800はやりすぎとはいえ同じく対峙していたレベル3の≪ズババナイト≫がレベル3かつ攻撃力1600でメリット効果を持っている事に何の疑問も持たなかったのかこれ考えた人…
アニメ効果のままでは当時どころか現代でも十分汎用性が高すぎる事を考えればこのレベルでこの攻撃力でメリット効果持ちなのはまずいのは分かるとしてももう少し効果は何とかなったのでは…
流石に現代基準ではターン1制限以外はアニメ効果のまま出しても問題ない、どころか≪カッター・シャーク≫などと同様レベル3~5にできる効果が付いていてもおかしくないくらいですね。
シャークさんの代表カードだけにそういった効果つくのはおかしくないですし。
【No.44 白天馬スカイ・ペガサス】
OCG版のこのカードは画像の通り、「一ターンに一度、このカードのORU一つを使い、相手が1000LPを支払わなければそれを破壊する」という効果のみ、アニメ版は破壊時効果の際に相手が払うLPが半分の500の代わり、相手がコストでLPを支払う度にそのダメージ分相手にダメージを与える効果、自身を≪No.≫に装備し、そのモンスターに二回攻撃を付与する効果を持っていました。
…確かにこの時期の2体素材のモンスターXは大抵一つしか効果を持たない物が多かった事から二体素材で個々の効果がそこまで強くないとはいえ、3つの効果を持っているのはまずいと判断されたとは思いますが本当もう少し何とかならなかったのか…
とは言え架空デュエル「AGneXt」でこのカードを使用した阿部さんも言っていましたが
「ふっ…本当に強い決闘者なら好きなカードで勝つべきだってある人が言っていたんでな」との事や某NO.解説でもこのカード独自の利点をあげられていた事から何やかんやこのカードも悪いカードではないんですよね…
どうでもいいですけど、この作中ではかなりガチ●モな阿部さんが普通に女性であるカリンさんの台詞に共感している辺り、同作でもかなりの人格者ってのが分かりますね…w(てか全体的に「AGneXt」のジムリーダー達ってモブ共がアレな反動か、かなりの人格者に描かれていますしね)
当然ながら元がそこまで盛りすぎって訳でもないので現代でOCG化すれば、このカードは寧ろバーンダメージをターン1制限にすればそのまま出せる気がします。
【No.紋章神コート・オブ・アームズ】
このカードもアニメ版からかなり弱体化されたカード。
アニメ版のこのカードは「⑴:このカードは効果では破壊されない。⑵:自身が存在する限り、自身以外のモンスター効果を無効にし、それらの効果を得る。⑶:相手の攻撃時に自身のOUR一つを使い相手のカードを破壊する」効果、OCG版は「⑴:X召喚時に相手のモンスターXの効果をすべて無効化⑵:一ターンに一度、自身以外のモンスターXを対象に、そのモンスター名と効果を得る。」という効果を持ちます。
念のためOCG版の面影を残している事やアニメ効果は現代基準で見てもおかしいとはいえ、せめて対モンスターX専用にしないとか、ゴッド・シャーター(⑶の効果)を残すとか幾らでも面影残すやり方はあったとは思うのだが…
アニメ効果は現代基準で見てもおかしいとはいえ、せめて対モンスターX専用にしないとか、ゴッド・シャーターを残すとか幾らでも面影残すやり方はあったとは思うのだが…
とは言えこの効果でも制限入りした≪ゼンマイティ≫のリペア目的とはいえかなり使われた事を考えるとどんなカードもどう転ぶか分からない物ですね。(アニメ効果ならそもそもOCG版と同じ使い方出来た上、追加効果あるとか言わない)
まあ、とは言えこのカードをアニメ効果に近い形でOCG化していた場合、≪スキル・ゲイナー≫がOCG版以上に可哀そうだったのでこれは仕方ないのか…(向こうが明らかにやりすぎな弱体化しているだけともいうけど)
因みに放送当時は自分ボカロやタッグフォース6にはまっていた事もあり余り当時は遊戯王の雑誌調べなかったので詳しくは知りませんが、どうもOCG版の効果の方が先に判明していたらしくアニメ版の効果を見た人はアニメ効果とOCG効果のギャップにひどく困惑したそうな…
流石にある程度弱体化は免れない効果とはいえ現代なら「⑴:このカードのX召喚に成功した場合、自身以外のモンスターの効果を無効化⑵:一ターンに一度、このカード以外のモンスターXを対象に発動できる。そのカードと同じ名前を得て、その効果を得る。⑶:お互いのモンスターの攻撃宣言時にこのカードのORU一つを使い、相手フィールドのカード一枚を発動できる。そのカードを破壊する」…くらいの効果ならギリギリOCG化はできる気がします。(⑵の効果は流石に何でも対象にできるのはレベル4×3で出てくるのはまずいと思われるためOCG版の面影を残した効果に)
【先史遺産クリスタル・エイリアン】
ランク3としては高めの攻撃力と自身が攻撃対象になった場合、このカードのORUを一つ使い、《ユベル》効果を発動するアニメではⅢが使ったモンスターX。
アニメ版のこのカードは戦闘破壊耐性&ダメージ反射こそ効果は同じですが、効果の発動タイミングが自身のターンのメインフェイズのみというOCG版の守備的な効果とは真逆に自爆特攻向きの効果でした。
…確かにOCG版のこのカードも当時としては決して弱いカードとは言えない事や当時はデフレ気味かつ、9期以前のコナミはこの手のダメージ反射系カードを昔の《破壊輪》の事で余程警戒したのかかなり調整していたと面がありましたが、やはりアニメ版の方が全体的に使いやすいのは事実なので正直なぁ…
現代ならアニメ版とOCG版の良いところどりの効果になると思われ、効果はフリーチェーンになるかと思われます。
本筋とはずれますが、何気にこのカードトロン一家がアニメ中で唯一使用した非≪No.≫のモンスターXなんですよね。
トロンやⅣが≪No.≫を使えないデュエルでどんなモンスターXを使用しているか気になっているので、Ⅲだけ非≪No.≫を持っていたのなんか羨ましいなって。(Vは元はバーンデッキ使いだと思われるため除外)
…いや、Ⅳさんは非≪No.≫のモンスターX手に入れましたけど、そいつが明らかに《No. ギミック・パペット》前提の効果だからなぁ…w早く非《No.》のランク8《ギミック・パペット》欲しいぜ…
【締め】
「ZEXAL」編はこれで終了です。
冒頭で書いた通り、この時代にもなると大分アニメとOCGで相違点が少なくなっており、大分選出に悩みましたが何とか5枚上げる事が出来てよかったです…w
まだZEXALは良かったですが、ARC-VとかほぼOCGと同じか寧ろ強化されているだけにどんなカード上げればいいんだ…w(真っ先に挙げられそうな≪ライズ・ファルコン≫はアニメ版がおかしかっただけですし…)
みなさんは「もう少しこのカードアニメに近い効果にならなかったのか…」ってカードはありますか?
よろしければコメントしてくれたら嬉しいですね!
今回の更新は以上になります。また何か思いつく次第更新します。では!