- 【神碑とは?】
- 【神碑の泉】
- 【神碑の誑かし】
- 【神碑の穂先】
- 【輝く炎の神碑】
- 【破壊の神碑】
- 【解呪の神碑】
- 【凍てつく呪いの神碑】
- 【まどろみの神碑】
- 【黄金の雫の神碑】
- 【怒れる嵐の神碑】
- 【神碑の翼 ムニン】
- 【神碑の牙 ゲーリ】
- 【再録カード】
- 【締め】
「今回は「タクティカルマスターズ」に収録される≪神碑≫についての感想を語るぜ。」
「≪神碑≫…≪ルーン≫か…!俺の中に眠る黒い稲妻がうずくぜ…!」
「あ~…分かっていたけどやっぱりそれ(中二病)発症するのね…」
「遊人もそれ分かって俺を呼んだんだろ?」
「あぁ。やはりこの手の中二臭いテーマは修司を解説に入れなきゃなぁと思ってね!」
「…そういえばアンタまだ≪ヴァリアンツ≫は記事にしてなかったはずよね?」
「そういえばそうだったな?」
「…なんか微妙に分かりづらいし、融合Pテーマで≪メタルフォーゼ≫と被るところあったり、直接カード画像出ないと記事作る気が起きなくてなぁ…」
「それ一応は(主に)遊戯王ブロガーとしてどうなのよ…」
「まあ、羽ばたけないなら無理に羽ばたく必要もねぇだろ。記事の方いこうぜ?」
【神碑とは?】
「前述の通り「タクティカル・マスターズ」で新登場するテーマだぜ!」
「その特徴は主に魔法カードを中心に戦うデッキか…同じビルドパック出身の魔法中心のテーマと言う点は≪閃刀姫≫を思い出すな。」
「特徴的にはそれに近いけどより魔法カードを中心に戦うデッキね。現時点ではメインデッキに入るモンスターは一体も存在しないわ。」
「魔法カードだけだと!?それでどうやって戦うんだ!?」
「そこは順に遊人が解説していくわよ。」
「まず≪神碑≫速攻魔法カードの特徴は⑴の選択効果の一つが強力な効果を発揮する代わりに次の自分のバトルフェイズをスキップするぜ。」
「≪神碑≫の名の通り代償を要求するか…バトルフェイズをスキップするって事は余程強力な効果なんだな?」
「いや、単体の効果自体はバトルフェイズをスキップしてまで得たい効果はそこまでないかな。」
「単体の効果は、か。つまり別の点が強力なんだな?」
「あぁ。それが⑴の最初の選択効果に付随するデッキ破壊だ。」
「デッキ破壊!?11期になった今更にか!?だが中途半端なデッキ破壊は相手に塩を送るだけだぜ?」
「そこも心配ないわよ。だってこのデッキ破壊は除外だから。」
「なるほどな!それなら≪サンダー・ドラゴン≫とかを除けばデッキ破壊による弊害は救ねぇな!つまりはこのデッキ破壊を駆使して戦うのが≪神碑≫の基本になるのか?」
「しょうゆこと。そのためこのデッキは基本的に今時珍しい全くバトルを行わないデッキだぜ。」
「面白れぇコンセプトじゃねぇか!」
「次にもう一つの選択効果がEXデッキから≪神碑≫モンスターをEXゾーンに特殊召喚する能力だぜ。」
「EXゾーンに特殊召喚する魔法中心のデッキビルドテーマと言う点も前述通り≪閃刀姫≫と同じだな。」
「EXゾーンに特殊召喚するって指定だから複数枚後者の効果を選択しても一体しか呼べない点は注意するところね。」
「まあ、流石に指定なしで速攻魔法一枚で何体もモンスター呼び出せたら余りにも強過ぎるしな…」
【神碑の泉】
「【神碑】の最重要カードであり、ウルレア枠だぜ。」
「効果の方はこのカードが存在する限り、《神碑》速攻魔法を相手ターンに手札から発動できるようになるわね。」
「へぇ、おもしれぇ効果じゃねぇか!《神碑》の効果次第だが、カードをセットしないで済むって事は《羽根箒》とかの被害を最小限に抑えられるって事じゃねぇか。」
「ただ逆を言えばこのカードが破壊されると手札に残したカードを相手ターンに使えなく鳴っちゃうから上手くセットするか手札に温存するか上手く使い分けたいわね。」
「《神碑》の性質上モンスターの展開手段も少ないからなぁ~。一層《バトルフェーダー》とか採用して、破壊された場合はそれらで凌ぐってのもいいかもな。」
「そうね。《神碑》はモンスターでの守りが薄くなりがちでしょうし、相性もいいんじゃない?」
「にしても手札から速攻魔法を相手ターンでも使えるようにするってのは同じく「デッキビルドパック」で出た《魔弾》を思い起こさせるな。」
「あぁ。と言うか《神碑》自体が今まで登場した「デッキビルドパック」の魔法主軸テーマの良いところ取りって感じのテーマなのよね。」
「ん?そう言えば流石に手札から速攻魔法を相手ターンに使わせるだけって訳じゃないよな?他に効果もあるんだよな?もしかしてそれがお前の言う良いところ取りに関係するのか?」
「あぁ。⑵の効果が重要で《神碑》速攻魔法を使った場合、墓地の《神碑》速攻魔法を最大3枚までデッキボトムに戻して、その枚数分ドローするって効果だ。」
「なっ!?《マルチロール》と同じじゃねぇか!これで失いがちなリソースを回復するって事か…!」
「1枚から最大3枚のドローにもなるから下手したら《マルチロール》以上のアドを稼げるからやばさで言えばこっちの方が上な気がするわね。」
「強力なリソース回復能力に、手札からの速攻魔法を発動できるようになる効果…まさに魔法テーマの主軸カードに相応しい1枚だな…!」
【神碑の誑かし】
「同名カードは1枚しか存在できない効果に、《神碑》速攻魔法を使う度に相手のデッキトップ1枚を除外するぜ。」
「普通のテーマならこの手のカードは採用する理由が乏しいがそもそも除外によるデッキ破壊を主軸とする《神碑》にとっては必須カードの1枚になりそうだな。」
「《神碑》は1枚あたり最低でも2枚ずつ除外できるからこのカードを併用すれば1枚当たり最低三枚ずつ除外できる事になるわね。」
「とは言えこのカード単体では役に立たないから採用枚数は慎重にしないとな。」
「1枚だけだと流石にデッキ破壊としては弱いし、3枚は多すぎるから多分2枚がベストかな?」
「まあ、そこも上手く調整しておきたいわね。」
【神碑の穂先】
「《神碑》速攻魔法共通の《神碑》モンスターをEXデッキから特殊召喚する効果、固有効果は同名以外の《神碑》カードを手札に加えて、相手のデッキトップ一枚を除外するぜ。」
「《神碑》は基本2枚除外が基本だけどこのカードはサーチ効果で実質除外枚数をかさ増しに出来るから除外できるのは一枚だけなのよね。」
「だがサーチが強いのは言うまでもないぜ。恐らくだが今回のスーレア枠だろうな。」
「そりゃサーチは基本スーレアだもんなぁ…《六花のひとひら》とかの例はあるとはいえアレは別にサーチカードがあったからだしね…」
「パックをめくる時は優先的にこのカードを当てていきたいわね。」
「あぁ。まあ、パックは時の運だから必ず当てれるとは限らないけど、当てるなら優先度はこのカードが高いよなぁ~。」
【輝く炎の神碑】
「相手の特殊召喚したモンスターを破壊し、デッキトップ2枚を除外するぜ。」
「速攻魔法で相手のモンスターを破壊できるカードは何気に貴重だから《神碑》以外にもバトルフェイズに余り依存しないデッキとかで採用するのも良いわね。」
「《神碑》においてもモンスターが少なめな《神碑》にとっては貴重な妨害手段兼ライフ温存手段だから優先的に採用したい一枚だな。」
「効果も強力だから妨害の事も考えても3積み安定の一枚だと思うぜ。」
【破壊の神碑】
「相手の魔法・罠カード1枚を破壊し、更に《神碑》カードの中でも特に枚数が多い4枚のデッキ破壊をするぜ。」
「最近だと魔法・罠は余りセットで使わなくなりつつあるからこその4枚と言う破格のデッキ破壊枚数なんでしょうね。」
「デッキ破壊枚数が破格だから妨害にこそならないが、発動した相手の魔法・罠を対象にしてもいいな。」
「あぁ。《神碑の泉》で回収も容易だし、現在の環境だと一ターンのタイムラグが致命的になるからともかく使えるタイミングで使ってデッキ破壊するのは全然ありだな。」
【解呪の神碑】
「相手がドローフェイズ以外でデッキからカードを手札に加えた時、相手の手札1枚をランダムに捨て、相手のデッキトップ2枚を除外するぜ。」
「悪くはねぇが幾ら現代のサーチ蔓延の環境でもタイミングが若干限定されているから数枚は入れておいてはいいが、3積みとまではいかないって感じのカードだな。」
「と言っても《神碑》だと実質的な無条件のハンデスだから妨害としても優秀だからそれなりに枚数入れておいて損はない1枚でしょうね。」
【凍てつく呪いの神碑】
「相手の効果モンスター一体の効果を無効にし、更に相手のデッキの上から3枚を除外するぜ。」
「コイツも妨害しながらデッキ破壊できる1枚か。枚数も3枚と中々多いし、これは中々便利だな。」
「現代はモンスター効果が中心の環境だからこのカード1枚の妨害だけでもかなり時間稼ぎできそうだからデッキ破壊の枚数も考えても枚数多めにしていい1枚ね。」
【まどろみの神碑】
「フィールドのモンスター一体を対象にそのモンスターにそのターン中の耐性を付与する代わりに攻撃を不可能にし、更に相手のデッキトップ3枚を除外するぜ。」
「《神碑》の構成の関係上基本的には相手に対して使う事が多くなるでしょうけど、《神碑》の共通効果でモンスターを展開した後ソイツに耐性を付与してターンを凌ぐって使い方も十分ありね。」
「そこは上手く使い分けていきたいな。」
【黄金の雫の神碑】
「相手は1枚ドローする代わり、相手のデッキトップ4枚を除外するぜ。」
「合計5枚のデッキ破壊をできるのは言うまでもなく魅力的だが、1枚ドローさせてしまうのはかなりきついな。」
「けど《神碑》においてはデッキ破壊が優先課題だからより多くデッキ破壊できるこのカードの優先度は高いでしょうし、ドローによる逆転の危険を考えても多く採用したい1枚ね。」
「あぁ。それにこの1枚ドローも《解呪の神碑》と組み合わせる事で更なるデッキ破壊に繋げる事もできるからそのコンボを狙うのも十分ありだな。」
【怒れる嵐の神碑】
「相手のフィールドのカードの枚数まで相手のデッキトップを除外するぜ。」
「今の高速環境なら基本的に3~4枚のカードがフィールドに存在するのは珍しくねぇだろうし、基本は他の《神碑》カードと大差のないデッキ破壊を可能にできるな。」
「只このカード自体にはデッキ破壊以外の効果がない事に注意ね。」
【神碑の翼 ムニン】
「ついにモンスターの紹介になるぜ。」
「魔法中心のテーマってのは聞いていたが本当に枚数多かったな。モンスターの方は何枚なんだ?」
「2枚ね。どちらも融合モンスターだから《神碑》速攻魔法の共通効果で出す事ができる、と言うか現状メインデッキには《神碑》モンスターが存在しないからそっちで出す事前提ね。」
「だが一応は融合素材が書かれているって事は今後メインデッキの《神碑》モンスターが出る可能性も否定はできねぇだろ?」
「あぁ!そこも楽しみなんだよなぁ~!」
「それで効果の方の解説頼むぜ?」
「あぁ。効果の方はEXデッキからの特殊召喚に成功した場合、手札を一枚捨てて、《神碑》永続魔法一枚を手札に加える効果、《神碑》カード及びセットカードを対象にした相手の効果が発動した時、このカードを除外する事でそれを無効にするぜ。」
「なるほどな。《神碑》速攻魔法は共通効果でコイツらを出す事ができるから実質《神碑の泉》はほぼ全ての《神碑》速攻魔法からサーチ出来るって事か!」
「あっ…修司に言われて気付いたけどそうじゃん…」
「気付いていなかったの!?」
「いや、ほら…ご存じの通り俺馬鹿なので…」
「まあ、遊人のこう言うところはいつもの通りだが、そうなると《神碑》は想像以上に安定してそうだな。」
「そりゃ安定して《マルチロール》+《エンゲージ》をサーチ出来るようなもんだもんなぁ…これは《神碑》かなり強いデッキになりそうだな…」
【神碑の牙 ゲーリ】
「2体目の《神碑》の融合モンスターであり、今回ラストの新規カードだぜ。コイツもEXデッキからの特殊召喚に成功した場合に発動する効果を持つぜ。」
「この子の効果は墓地の速攻魔法以外の《神碑》魔法カードを回収する効果ね。それとこの子は効果で破壊されず、戦闘破壊された場合相手のカード1枚を破壊するわ。」
「《神碑》速攻魔法を回収できないのは残念な上、破壊効果も受動的だが中々悪くない1枚じゃねぇか?」
「まあ、基本は《ムニン》が優先されるだろうからコイツはどちらかというと相手ターンに呼び出す1枚だろうな。」
「現状だと《神碑》はEXモンスターゾーンのカードを退かす手段ないから、今後EXモンスターゾーンの《神碑》を移動させるカードが増えるといいわね。」
「幸い汎用のEXモンスターに《グラビティ・コントローラー》がいるから現状だと退かす手段はそちらに依存しそうだな。」
「問題はバトルフェイズをスキップするカードが多い《神碑》と戦闘を行う必要がある《グラビティ・コントローラー》は相性がいまいちな事ね。」
「だが《神碑》はそもそもEXデッキを《神碑》速攻魔法と《強欲で金満な壺》以外では使わないだろうし、そっちも3枚入れて問題ないと思うぜ。」
【再録カード】
「再録カードも1枚だけ判明していてそのカードは《皆既日食の書》だぜ。」
「相手にドローさせてしまうデメリットも《神碑》デッキなら問題になりにくい上、妨害にも使える…良い再録じゃねぇか?」
「そうね。それに何やかんや《禁じられた一滴》とか後続カードに立場取られてしまっているところあるとはいえこのカードも今でも強力な妨害手段な事に変わりないからそう言った意味でも嬉しい再録ね。」
【締め】
「とこんな感じかな?」
「そう言えば情報出てもう大分経っているのにやっと記事にしたけどやっぱり枚数多かっただけに苦戦した感じかしら?」
「あぁ…枚数も多い上、デッキの性質もかなり特徴的だったからなぁ…結局なんかカードの説明を刷るだけの記事にしちゃったが…汗」
「まあ、だがこうやって何とか形にできたのはよかったんじゃねぇか?」
「あぁ。とりま一応形に出来たのは本当よかった…ほら《ヴァリアンツ》も結局記事に出来てなかったし、《神碑》は記事に出来たのよかったよ…」
「それじゃ今回はかなり長くなっちゃったし、終わりにしましょうか?」
「ご閲覧ありがとうございました!」
「閲覧感謝だぜ…!」
「見てくれてありがとうね!」
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