ーその息吹は春の訪れー
「今回は「POWER OF THE ELEMENTS」でカテゴリ化される≪春化精≫の感想を語っていくぜ。」
「カテゴリを参照するカードは多くありながら、初出では純構築ができないところとか≪氷水≫と同じだからもしかして≪氷水≫と同じくドラグマシナリオの関連カードなのかしらね?」
「それにしては平和的過ぎる絵柄だからなぁ~、けど効果を見ると地属性版≪氷水≫って感じはするよなぁ~」
「それじゃカードの方の感想お願いね。」
【春化精モンスターとは?】
「上記の通り、地属性版≪氷水≫って感じのコンセプトでその性質は⑴の効果で手札の自身及びモンスターもしくは≪春化精≫カードを捨てる事で地属性もしくは≪春化精≫モンスターに関するアドバンテージを稼ぐ効果に加えて、共通して墓地の地属性モンスターを蘇生できるぜ。」
「手札からの発動という妨害されにくい効果の上、蘇生効果でアドバンテージを稼げる強力な効果だけど、代わりに共通しては発動後は地属性以外のモンスター効果を使えなくなるわ。」
「まあ、こんなアドバンテージの獲得能力で制限なかったら強過ぎるからなぁ~」
「⑵の効果は共通して≪春化精≫モンスターに関する効果を持つけど、現状の≪春化精≫モンスターの層を考えるとサポートが主になりそうだから今後≪氷水≫同様、サポートが多くなってから真価を発揮しそうね。」
【丘と芽吹きの春化精】
「自身とモンスターもしくは≪春化精≫カード一枚を捨てる事でデッキから同名以外の≪春化精≫カードをサーチし、更に墓地から地属性モンスターを蘇生できるぜ。」
「手札消費は2枚だけど、サーチと蘇生効果でアドを2つ稼げるから実質的な消費はなしだからかなり強力な効果ね。」
「代わりにデメリットとしてターン中は地属性の効果しか使えなくなってしまうけど、地属性統一デッキなら問題になりにくいもんなぁ~」
「そして、⑵の効果が自身が存在する限り、≪春化精≫モンスターが効果で破壊されなくなる効果ね。今後の≪春化精≫の強化次第で中々強力な盤面を整えられそうね。」
【森と目覚の春化精】
「⑴の効果はコストは≪春化精≫の共通するコストで、デッキから通常召喚可能な地属性を墓地へ送りつつ、それとは別名の地属性を蘇生するぜ。」
「墓地送りだから直接的なアドバンテージ獲得能力は他の≪春化精≫には一歩劣るけど、代わりに任意の地属性を墓地へ送れるのはかなり強いわね…」
「俺のデッキの場合、≪スクラップ・ゴーレム≫がどうしても事故要因になりがちだったけど、このカードで早急に墓地へ送りつつ必要に応じて蘇生できるようになったのは嬉しいぜ!」
「そして、⑵の効果が同名ターン1の起動効果で≪春化精≫一体の攻撃力を倍化ね。」
「これも現状の≪春化精≫の攻撃力の低さを考えると活かしにくいから今後次第だな。」
【花と野原の春化精】
「⑴は≪花化精≫共通のコストを払い、墓地の地属性一体を回収しつつ、一体を蘇生するぜ。」
「≪春化精≫共通のデメリット以外のデメリットはないから単純に使えるカードが2枚増えるのは嬉しいわね。召喚権を使わなかったターンとかなら手札に加えたカードもそのまま使えるわ。」
「地属性には自力での特殊召喚持ちも多いからそういうモンスターを戻せば無駄がない気がするな。」
「見た目もシルバニアみたいなうさぎが花を摘んでいる可愛いイラストで凄く可愛い!」
「あげはってそういう柄だっけ?」
「失礼ね…アンタ…ボクだって子どもの頃はそういうの少しは遊んだ事あるわよ…てか幼馴染なのに覚えてないの?」
「いや、あの頃のあげは、俺に対して敵対心向けていたやん…だからあの頃のあげはの趣味とか実は余り覚えてないんだよなぁ…」
「…まあ、確かにあの頃はお互い険悪なところもあったわね。」
「懐かしい話(の設定)は置いておいて⑵の効果は≪春化精≫モンスターを効果の対象にされなくなる効果もあるぜ。」
「設定言うな!?この子もまた今後の≪春化精≫の強化次第でかなり厄介な動きしそうね。」
「ただ≪春化精≫って今のところ効果自体は手札で発動する物多いから対象耐性って有益に働くかは微妙とも言えるな。」
「そうね。破壊効果も対象を取るものは今でも多いし、この子の⑵の効果が有効に働くかどうかは今後次第って感じね。」
【山と雪消の春化精】
「現状判明している最後の≪春化精≫モンスターで、効果は≪春化精≫の以下略で一枚ドローだな。」
「上級モンスターが多めのデッキで手札交換しつつ、それらを処理できるのは強そうね。他の≪春化精≫もそうだけどその後の処理のおかげで捨てたモンスターをそのまま蘇生できるから実質的にディスアドがない地属性版≪氷水のトレモア≫とも言えるわね。」
「そうじゃなくても現在のデュエルは墓地を多用するのが基本。地属性にはこれまた墓地へ送られた時に発動する効果も多いし、見た目上はディスアドバンテージが多そうだけど中々有益に働いてくれそうだぜ。」
「⑵の効果は同名ターン1制限で≪春化精≫に2回攻撃を付与ね。この効果は今後≪春化精≫に大型モンスターが実装されたらそのまま有益な効果になるし、今後が楽しみな一枚ね!」
「≪氷水≫も≪コスモグロニア≫という中々強力なエース貰っていたからなぁ~、≪春化精≫にも大型モンスター期待したいぜ。」
「この子自体も≪春化精≫の中だと攻撃力は高めの方だし、いざって時はこの子の二回攻撃で勝負を決めれそうね。」
【春化精の花冠】
「んで、散々≪春化精≫の⑵の効果は現状だと活かしにくいとは言ったけど実はこのカードを使えばちゃんと活かせるのよね。」
「このカードがある限り、地属性は全て≪春化精≫として扱うカードね。確かにこのカードを使えばこのカードを用意する手間が必要だけど、純≪春化精≫が使えなくても十分⑵の効果を活かせそうだね。」
「まあ、けどやはり折角カテゴリ化しているんだし、このカードで「はい、≪春化精≫は他の地属性サポートカテゴリでーす」で終わらせずに、ちゃんと≪氷水≫みたいに単体でも戦えるようにいずれカテゴリ化して欲しいけどなぁ~」
「そこは公式次第だね。」
「んで、⑵の効果は≪春化精≫のコストが自身だけになる効果だな。」
「幾ら蘇生効果で実質的なディスアドはないとはいえ墓地送りしないに越したことはないしね。⑵の効果もかなり有益そうね。」
「このカード単体だと役に立たない上、現状の≪春化精≫のまとまりを考えるとこのカードを採用するかはデッキ次第だが、≪丘と芽吹き≫でサーチも利きやすいから現状でも≪春化精≫は完全な純構築は難しいとはいえ中々面白そうなデッキになりそうだぜ。」
【春化精の暦歴】
「≪春化精≫の通常罠カードで墓地の≪春化精≫一体を蘇生もしくはサルベージするぜ。」
「状況に合わせた≪春化精≫を持ってくる事で蘇生と固有効果によるアド稼ぎを狙いたいわね。」
「んで、⑵の墓地効果が手札0の場合に墓地の≪春化精≫を可能なが限り特殊召喚するぜ。(同名は一体のみ)」
「特殊召喚したモンスターはターン終了時に戻っちゃうけど、戻るタイミングは自分のターン終了時だからそのまま各種素材に使えるわね!」
「あぁ!≪春化精≫自体ドンドン墓地へ送る事ができるから数を揃えるのも難しくないだろうし、大量展開も狙いやすいだろうな!」
【春化精と花蕾】
「今回最後の新規で墓地から蘇生した地属性の種類の数だけ相手フィールドのカードを対象にし、その数だけ自分フィールドの地属性を手札に戻し、対象モンスターを手札に戻すぜ。」
「戻す数自体は「墓地から蘇生した地属性の数」までだけで、戻す自分のモンスターは蘇生したモンスターじゃなくてもいいのはいいわね。」
「言うまでもなく≪春化精≫だから≪丘と芽吹き≫でサーチも利きやすいので≪春化精≫を混ぜる際に≪丘と芽吹き≫のサーチ先として採用する候補としても優秀だぜ。」
【締め】
「とこんな感じかな?」
「アンタって≪スクラップ≫使いだし、地属性モンスター自体の使用数も多いから≪春化精≫はかなり優秀な強化パーツじゃない?」
「だな。俺も情報見た時、「おっ、これでちょっと行き詰まっていた【スクラップ】デッキかなり強化されるんじゃね!」と思ったな!」
「アンタのデッキ以外だと【磁石の戦士】とかも手札の≪磁石の戦士≫を処理しつつ、一度蘇生制限を満たした≪磁石の戦士≫を蘇生できるからそっちも大幅に強化されたわね。」
「属性強化カテゴリはこういう風に色々なデッキを強化してくれるのが良いよなぁー。それじゃ今回はこれで終わりにしようか?」
「ご閲覧ありがとうございました!」
「見てくれてありがとうね!」
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