「今回は新規テーマ《超越竜》について語っていくぜ。」
「今回も凄く面白いテーマが来たわね。新規自体は少ないけど既存のテーマと大きくシナジーする種族寄り強化なのはある意味で「デッキビルド」に相応しい性能ね。」
「だね。新規の枚数が少ないのが若干純構築ビルダーとしては残念だけど、再録が新規カードとちゃんとシナジーしてデッキビルドパックのカードだけでも十分デッキを組めそうだし、本当発売日が楽しみだぜ…!」
「それにしてもまさか…実質ダイナソー竜崎としての強化が来るとはな…」
「通常モンスター主体だし、竜崎のカードのリメイクぽいカードもあるからやっぱりそれを連想している人多いよねぇ」
「あぁ!俺も「通常モンスター主体の恐竜族…つまり竜崎強化…?」と思ったしな…!本当ついに竜崎も戦えるようになったというもんだ…!」
「対となる羽蛾は二度も強化受けている上、デッキ自体もファンデッキとしては十分戦えるレベルだもんね。本家強化じゃないとは言えようやく竜崎も羽蛾と対等に戦えるレベルの力を手に入れたと言えるわね。」
「更に言えば最近は付近のパックと相互シナジーした収録をされる事も多いから4月のパックで竜崎本来の強化としての強化も来る可能性もあるぜ…!」
「もしそうなったら名実ともに竜崎も全日本二位に相応しい実力者になりそうね。」
「んじゃ、ちょっと話しが脱線したけど各カードの解説見ていこうぜ。」
【ゼノ・メテオロス】
「まずはメインデッキのモンスター2体から。」
「間の番号にもう一枚あるからまだモンスターの新規は一枚あるみたいだけどこの2枚だけでも十分動けそうよね。」
「あぁ。まず《ゼノ・メテオロス》だが、カードが破壊された場合に自身を特殊召喚できるぜ。」
「破壊する相手も箇所を問わないから恐竜族お得意の手札セルフ破壊と相性がかなりいいよな。後述する《グラウンド・ゼロ》を使えば実質的なリクルートにもなるしな。」
「そして、起動効果で恐竜族一体を破壊して手札・デッキから通常恐竜族一体を特殊召喚できるね。効果を使ったターンは「竜」種族しか特殊召喚できなくなるけど十分過ぎるほど選択肢が多いから困りにくいね。そのまま《超越竜》EXモンスターに繋げたり、呼び出すモンスター次第だと《ヴァレルサベージ》なども出せるね。」
「その《ヴァレルサベージ》を出せるから《トモザウルス》が注目され始めているみたいだね。」
「本当DMは何がいつどのタイミングで需要が高まるか分からないわね。だってまさかこんなカードが活躍できるなんて誰も想像できないでしょ?」
【超越竜メテオロス】
「次のカードは《超越竜》のメインデッキのエースにして切り札の一枚、《超越竜メテオロス》だぜ。」
「《ゼノ・メテオロス》が進化した姿ね。カード効果でしか特殊召喚できないけど特殊召喚自体に制限はないから《プチラノドン》を進化前で破壊する事で進化前と進化後の共闘も難しくないまさに切り札に相応しい一枚ね。」
「その切り札に相応しく攻撃力も3500とかなり高めだな。効果自体は自己特殊召喚能力、特殊召喚成功時の恐竜族の墓地肥やしと《超越竜》共通の「自身が破壊された場合、通常モンスター一体をデッキに戻して自己蘇生する」効果しか持たねぇがそのパワフルな攻撃力と自己蘇生でゴリ押しできるまさに恐竜族らしいパワフルなモンスターと言えるな。」
「因みにこれは発売後の裁定次第だし、そもそも《超越竜》の攻撃力が高いから問題になりにくいと思うけど、実はコイツらダメステの破壊には対応してないんだよなぁ~…」
「ん?確かにこのテキストの書き方だと若干怪しいな…」
「《ロストワールド》とコンボする際はダメステに対応してないのに気を付けないとダメだね~」
「まあ、コレについては発売後の裁定を待つしかないわね。」
【超越竜ギガントザウラー】
「ここからはEXモンスターに入るぜ。」
「まずは融合モンスターね。見た目から分かる通り《メガザウラー》のリメイクカードね。」
「リメイク前に比べても攻撃力が3800と大幅に上昇しているな。その上で素材は恐竜族と通常モンスター一体で簡単に呼び出せると強化されているな。」
「効果は《超越竜》の共通効果と自身の特殊召喚に成功した場合、墓地の恐竜族一体を手札に戻して、更に自身が墓地から特殊召喚している場合、自分の手札・フィールドのカード及び相手フィールドのカード一枚ずつを破壊する効果を持つぜ。」
「サルベージしたカードが《ベビケラザウルス》や《プチラノドン》だったらそのまま展開に繋ぎつつ、相手のカードを破壊できるから下準備こそ必要だけどかなり強力だよねぇ~。」
「そう言えば散々竜崎、竜崎って言っているけどこれらのカードって剣山に使わせるつもりはないのよね?」
「あぁ。そうだな。何というか剣山は通常モンスターというより《進化薬》のイメージが強いからねぇ~。それに既存の恐竜族=剣山を意識しているカードだけでも十分強いし、個性化のために《超越竜》は剣山には使わせるつもりはないぜ。」
「でしょうね。アンタとしてもこれでやっと竜崎と剣山の個性化をできるようになって嬉しいでしょうね。」
「うんうん!やっぱりちゃんとキャラ毎の個性化ができるようになるのはありがたい限りだぜ!」
【超越竜グレイスザウルス】
「次はSモンスターにいくぜ。」
「《フロストザウルス》のリメイクモンスターだね!イラストも凄く正統進化って感じ!」
「素材縛りのないレベル12Sモンスターとしては攻撃力も高めで条件付きの自己蘇生効果を持つからデッキによっては単なるレベル12モンスターとして採用するのもありね。」
「だね。んで、効果の方は《超越竜》以下略、戦闘破壊耐性、墓地から蘇生している恐竜族は《カオス・MAX》耐性を得るぜ。」
「《カオス・MAX》耐性は言うまでもなく強力だな。しかし、このステータスで戦闘破壊耐性がある事を考えればやはり遊人の言う通り、コイツらの効果はダメステには対応してねぇのか?」
「裁定は今後次第だけど、それにしても高ステータスで戦闘破壊耐性を持たせるのは疑問よなぁ~…」
【超越竜ドリルグナトゥス】
「次のカードはモンスターXの《超越竜》だぜ。」
「確か恐竜族のPモンスターのリメイクだよね。TLでも流れてきたけど、様々な時代の恐竜族通常モンスターがリメイクされるのってまさに「超越」って感じだよねぇ~」
「だよねぇ~、こう様々な通常モンスターがリメイクされるとなんか嬉しいよな!」
「ランク6だから同弾で再録している《ソルデ》とは上手く使い分けたいわね。」
「で効果の方を見ていくけどまず《超越ry、ORUを1つ使い恐竜族一体を帰還させる能力、素材がないコイツが与えるダメージは倍となるぜ。」
「攻撃力は《超越竜》の中だと低めだけどこればかりはランク6だからしょうがないわね。」
「言うてもそもそもランク6で攻撃力3000は《ビヨンド・ザ・ホープ》以来だし、十分過ぎる程高いけどなぁ。」
「帰還能力もお前の使っている《魂の開封》型竜崎と相性が良さそうだな。」
「おぅ。《魂の開封》で除外するモンスターのレベル制限はないからそれで《フロストザウルス》を除外して、帰還させればかなり強力な布陣になると思うぜ!」
【グラウンド・ゼノ】
「さてこれで最後のカードになるぜ。」
「テーマではありがちな万能サーチ魔法ね。前述した通りこのカードは《ゼノ・メテオロス》をサーチする場合は実質的なリクルートが可能ね。」
「サーチできるのは恐竜族チューナー全般だから長谷部の【ジュラック】とかでも使えそうだよねぇ」
「だね。ただどう考えてもスーレアだからはるるん用の枚数を確保するのは難しそうだよなぁ…」
「だが今までは難しかった【ジュラック】に既存の【恐竜族】サポートを無理なく組み込めるようになったとも言える。そこを意識した【ジュラック】を構築するのも面白そうだな。」
「だね。んで、⑵の効果で墓地から恐竜族専用の《融合》になるぜ。」
「この効果自体は平凡だけどやっぱりおまけとしては破格ね。効果自体も墓地へ送られたターンに使えないわけでもないから融合効果目的なら《おろかな副葬》で墓地へ送るのもいいわね。」
【再録カード】
「今回の再録カードは…」
●《フロストザウルス》 ●《幻創のミセラサウルス》
●《魂喰いオヴィラプター》 ●《ベビケラザウルス》
●《プチラノドン》 ●《エヴォルカイザー・ソルデ》
「の6枚だぜ。」
「コレに加えて9,10に空きがあるからモンスターが2枚再録あるな。しかし、再録と新規のシナジーがここまで完璧なのも珍しいな。」
「あぁ。勿論、今までの「デッキビルドパック」でも再録カードのシナジーが高いテーマは多いけど、ここまで再録カードとシナジーがあるのは珍しい気がするぜ。」
「それにしてもまさかの《フロストサウルス》が再録ね。勿論、相性が良いから再録しておかしくはないんだけどまさか令和でこのカードが強化されるなんてね。」
「俺は信じていたぜ。だって初の通常上級モンスターで《デーモンの召喚》を越えた一枚なんだぜ?俺はコイツには無限の可能性があると思っていたぜ。」
「もしかしてぽへチャンネルの方ですか?」
「あはは…けど以前も《スパイラルドラゴン》がまさかの超強化された事もあるし、もうどんなモンスターが強化されてもおかしくないんじゃない?」
「それはそうね。それに最近は何かしらのブレイクスルーを起こしたカードや昔活躍したカードのリメイクに積極的だし、今後も色々なカードがリメイクされそうね。」
「その内《ジェネティックワーウルフ》と相性の良いテーマとかも出てきそうだなw」
「もしそんなテーマが出たら是非《ライカンスロープ》ともシナジーするテーマなら万々歳だな…!」
「そう言えばアンタ、一度だけ《ライカンスロープ》使っていた気がするわね。」
「狼と言えば俺の象徴だからな。」
「んで、話を戻すけどこの再録の中で特にありがたいのはやはり《オヴィラプター》だな。」
「でしょうね。強力なカードだけど少し前に規制は解除されて、元々デッキの収録カードだから枚数を確保しづらかったのに何枚あっても良いカードだからこの再録は凄くありがたいわよね。」
「最近、《らくがきじゅう》も組んだんだけど、流石に《らくがきじゅう》のために《オヴィラプター》を買い足すのも嫌だったから本当ありがたいぜ…」
【締め】
「とこんな感じかな?」
「《超越竜》凄く面白そうなテーマだったねぇ~!予想だとレベル3か4でランク3・4またはレベル6・8Sモンスターを中心になるデッキかと思っていたけどまさかのレベル6中心のレベル12の最上級EXモンスターなのは驚いたね!」
「あぁ。《化石調査》の事を考えるとレベル6以下のどこかのレベル帯だとは思っていたけどまさかのレベル6・12だからなぁ~…レベル12って未だ神聖な領域なところあるから簡単にレベル12にタッチできるのは驚いたぜ。」
「まあ、DMはもう25周年を迎える。それを考えればそろそろレベル12がポンポン出せるのもおかしくはないんじゃねぇか?」
「だね。何事も常に進化していくからね。驚きはしたけどこれもまた進化の1つなんだろうね。」
「それでやっぱり組むの?」
「これだけ格好良くて面白いテーマだったら組まない訳ないよ~。問題は記事内でも書いたけど竜崎とシナジー強いから竜崎として組むか、【超越竜】として組むか悩ましいな…」
「そうね。直接参照はしてないし、明言もしてないけどここまで竜崎らしいとアンタのようなファンデッカーはそこら辺難しいわよね。」
「とりま今のところは竜崎は竜崎で組んで《超越竜》は別に組むかなぁ~。多分だけど最近の連動商法的に4月に直接的な竜崎の強化来そうだしな。」
「もし本当に来るとしたら羽蛾の時のように大々的に遊戯王OCGタイムズで紹介されるのかなぁ?」
「その可能性もあるんじゃないかな?もし本当に来るとしてOCGタイムズもやるとしたら丁度連続して来る事になるから対となる感じもするし。」
「その場合、竜崎の中の人である中村さんは来るのかしらね?」
「あはは、どうなんだろう?中村さん忙しいだろうし、羽蛾の時も中の人は呼ばれなかったからやはりサブキャラとなると難しいんじゃないかな?」
「だが方中ミエルはサブキャラながら紹介されていたぜ?可能性はあるんじゃないか?」
「まあ、どちらにしろ、実際に中村さんが来るとしたら楽しみだなw」
「それじゃ今回はこれで終わりにしましょうか。」
「ご閲覧ありがとうございました!」
「見てくれてありがとうね!」
「見てくれてサンキュー!」
「また閲覧頼むぜ…!」
※よろしければTwitterやpixivのフォローなどもよろしくお願いします。
●Twitter:
●pixiv: