ー最高の悲劇、いや、喜劇だー
【今回の紹介デッキ】
今回紹介するデッキは先日情報が出たばかりの「DAWN OF MAJESTY」に収録される新テーマ【デスピア】!
《ドラグマ》の物語の佳境を想像させるおぞましくもどこか美しいテーマですね。
早速デッキレシピを見てみましょう!
【デッキレシピ】
デッキ名:四劇のディストピア
モンスターカード 26枚
《喜劇のデスピンン》×3 《悲劇のデスピアン》×3
《デスピアの道化 アルベル》×3 《デスピアの大導劇神》×3
《アルバスの落胤》×3 《捕食植物 サンデウ・キンジー》×1
《サンダー・ドラゴン》×3 《ネメシス・コリドー》×1
《エフェクト・ヴェーラー》×2 《幽鬼うさぎ》×2
《守護天霊ロガエス》×2
魔法カード 15枚
《烙印劇城デスピア》×3 《烙印開幕》×3 《白の落胤》×2
《おろかな埋葬》×1 《闇の誘惑》×3 《テラ・フォーミング》×1
《コズミック・サイクロン》×2
罠カード 3枚
《死魂融合》×3
EXデッキ 15枚
《デスピアン・クエリティス》×3 《デスピアン・プロスケニオン》×3
《烙印竜アルビオン》×3 《灰燼竜バスタード》×1 《痕喰竜ブリガンド》×1
《捕食植物ーキメラフレシア》×1
《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》×1
《グリーディ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》×1
《超雷龍ーサンダー・ドラゴン》×1
【デッキ解説】
《デスピア》モンスターを中心とした闇属性デッキ。
《デスピア》モンスターは現状数こそ4枚と少なめですがそのどれもが高水準の効果を持っている上、《ドラグマ》シナリオで深く関わる《アルバスの落胤》とも相変わらず好相性のためそれらを混ぜる事で非常に完成度の高いデッキとして運用できます。
【《アルバス》&《烙印》カード】
《ドラグマ》関連のエピソードデッキでは非常に相性の良い《アルバスの落胤》ですが、このデッキでもまたその相性の良さは健在。
特に相性が良いのは《烙印竜アルビオン》。このカードから更に《デスピアン・クエリティス》を追加で呼び出し、尚且つその効果で相手の攻撃力を0にするため相手に5000以上のダメージを一気に叩き込めます。
《アルバス》の効果で相手の光属性を奪って融合できるのが理想ですが、遭遇率が高いとは言え相手次第ではフィールドにそう都合よくいるとは限らないため、光属性の《壊獣》を上手く使ったり、光属性の手札誘発系モンスターを採用し防御力の向上を図ったり、墓地を肥やしつつ《超雷龍ーサンダー・ドラゴン》にもなれる《サンダー・ドラゴン》などを採用し、《白の烙印》での融合召喚も狙いやすい構築しています。
…当初の構築の予定ではそのつもりでしたが記事の投稿を待っている内に《ロガエス》が発表されてしまったので上記の発言については「そう言う手段もあるよ」程度に捉えて下さい…w
《ロガエス》さん便利過ぎる…w
【烙印劇城デスピア】
このデッキのキーカードの一枚です。効果はレベル8以上限定の《フュージョン・ゲート》とも言える効果であり、向こうと違い融合素材が除外されないためこの効果だけを目当てに他のレベル8以上の融合モンスター中心のデッキに採用するのも全然あり。
毎ターン融合召喚を行えるため安定して融合モンスターを出せる他、《喜劇のデスピアン》の効果で対象効果自体は無効化できるため場持ちも高めです。
⑵の効果も各種《デスピア》メインデッキのモンスターと相性が良く、少ないコストで何度も《デスピア》融合モンスターを展開可能。
【デスピアの大導劇神】
メインデッキのエースモンスターです。
恐らくは《教導の大神祇官》が本性を現した姿であり、彼とはレベルが一致する他、それ以外のステータスが反転=本性を現しています。
レベル8と重いカードですが、融合素材として墓地へ送られた場合または除外された場合と言うこのデッキでは容易な召喚条件で呼び出せる上、攻撃力も3000と高いためガンガンビートダウンしていきます。
除外については《白の烙印》で《バスタード》や《ブリガンド》を呼び出しつつ、除外できるので墓地へ落ちてもしつこく復活する事ができます。
更にEXデッキモンスターが特殊召喚された場合、フィールドの効果モンスター一体を効果をターン終了時まで無効にする能力を持ち、まさに攻防一体のモンスター。
…なんかこの効果エピソード上の彼のしつこさを表わしているみたいでなんか面白いですね…w
こう何度墓場や除外されても場に戻り、更に中世風の世界感で国に従う導師…何となく「炎の刻印」のメンドゥーサを思い出す奴だ…w
【2体の《デスピア》融合モンスター】
このデッキの切り札です。
《デスピアン・クエリティス》は《デスピア》モンスター+光または闇属性モンスターという緩い融合素材で呼び出せその効果も、お互いのスタンバイフェイズにレベル8以上の融合モンスター以外の攻撃力を0にする強力な効果を持ちます。
融合モンスターはデッキによっては全く入らない事も珍しくなく、またメインフェイズ限定とは言えフリーチェーンで攻撃力を0にする事が可能なので例えこのカードが除去されてもそのターンを凌ぎやすいです。
《デスピアン・プロスケニオン》は《クエリティス》と違い、融合素材は《デスピア》モンスターにプラスして闇属性と光属性がそれぞれ素材として必要ですが、お互いのメインフェイズに相手墓地のEXデッキモンスターを除外または奪う事が可能なのでこのカード一枚から大きな戦力を得る事ができます。
更に攻撃力も3200と非常に高く、その効果も戦闘で破壊した相手の攻撃力か守備力のどちらか高い方のダメージを与えるなど非常に攻撃的なモンスター。
どちらにも固有の利点がありますが、相手ターンを凌ぎたい場合は《クエリティス》を、自分のターンで一気に攻勢に出たい場合は《プロスケニオン》を優先して出して行きましょう。
【締めと感想】
デッキの解説は以上です。
まだ情報が出たばかりのテーマだけにまだまだ研究の余地があるテーマですが、全体的に纏まっており、モンスターも魔法も数が少ないわけではないためこのパックだけでも十分組めるだけのポテンシャルもありそうで組むの楽しみですねw
勿論《アルバス》君達との相性の良さは言わずもがなため予算に余裕があったらこの理想構築のようにちゃんとした風に仕立て上げておきたいですねw
雰囲気が格好いいですし、是非使いこなしたいぜ…
タッグフォースだとリストラ組である山路耕平君や宮崎健太郎君が使いそうなイメージありますねw
それ以外にも融合モンスターかつ何となく縛られている雰囲気から仮に今セルゲイがゲームに出た場合はこのデッキを使う気もします。
…まあ、アニメキャラの一番の理想はそもそも早くOCG化する事なのでこれについては杞憂に終わって欲しいですが…
てっきり《惑星探査車》の再録は《地縛戒隷》の、《失楽の魔女》の再録は《セラフィム》シリーズのOCG化の複線化とおもいましたけど、どうもこのテーマとの相性の良さ故の再録みたいで少し予想外れた恥ずかしい…w
ま、まあ、どっちも収録し尚且つ相性が良いから再録した可能性もまだありますよね!
…諦めねぇぜ…
今回の更新は以上です。また何か思いつき次第更新します。
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