- 【ヴォルカニック・エンペラー】
- 【ヴォルカニック・トルーパー】
- 【ヴォルカニック・リムファイア】
- 【ヴォルカニック・ブレイズ・キャノン】
- 【ファイアー・エジェクション】
- 【ヴォルカニック・インフェルノ】
- 【再録カード】
- 【締め】
「今回は先日の記事でも少し触れた通りついに強化が来た【ヴォルカニック】について語っていきたいと思うぜ。」
「本当にソウルバーナー、アリト、オブライエンの3人だったわね。最初の「爆炎の決闘者編」の記事でもアンタが言っていたけどこの3人以外にろくな炎属性使いがいなかったし、妥当な選抜ではあるわね。」
「確かオブライエンの強化って《ブレイズ・キャノン・マガジン》以来だったよね?」
「そうですね。オブライエンさんの強化は約10年ぶりです。」
「ほとんどアリトと同じかぁ~。アレ?と言うか今回のゲストは委員長なんだね。」
「はい、やはり【バーン】デッキと言えば私ですから。始音君に是非とお呼びがかかりましたので。」
「つーことで早速カードの感想を語っていくぜ。」
【ヴォルカニック・エンペラー】
「ついにきた新たなるオブライエンの新エース、それが《エンペラー》!」
「《デビル》、《クィーン》ときて《エンペラー》かぁ~。多分だけど《クィーン》と名前を合わせたかったのかな?」
「その可能性は高そうですね。やはりこう言うのは足並みを揃えた方が綺麗ですから。」
「んじゃ、早速効果を見ていくぜ。まずコイツは通常召喚できない特殊召喚モンスターでフィールド(表側表示)、墓地の中から炎族モンスター3体または《ブレイズ・キャノン》カード1枚を除外して、墓地・手札から特殊召喚できるぜ。」
「どちらにしてもコストは重いわね。どっちも【ヴォルカニック】においては除外したくないし、後者にいたっては必須カードの《ロケット》で幾らでも回収できる事を考えると、気軽に召喚できるカードじゃないわね。」
「幸い後述するカードで除外状態のカードにタッチはできるし、自身の効果とリンクこそしているけど、まあ、出す際にはリソース管理に気を付けたいよなぁ~」
「細部は異なるけどこの召喚方法は漫画版においてオブライエンの使用した《The blazing MARS》を彷彿させるよねぇ~!」
「そうそう~!最近はこういうのを意識した効果は多いし、その可能性高いよなぁ~!」
「そうなんですね。初耳です。」
「あ、そうか、委員長の家は厳格だから漫画とか読めなさそうだよねぇ~…」
「それ以前に委員長が漫画読む姿を俺は想像できないけど…」
「デュエルモンスターズに関する本は閲覧を許可されていますけど、それだけですね。」
「…」
「どうしたの、遊人?」
「…いや、最近タッグフォース再走しているからさ…委員長に漫画渡した時の反応知っておけばもっとこの部分柔軟な内容にできたかなって…」
「いきなりメタいわね!?」
「少なくとも始音君が思っている程私は漫画やアニメを毛嫌いはしていませんよ。」
「そ、そっか…まあ、俺もそう言うの絶対ダメって人は苦手だからそう言ってくれるとありがたいけどさ…」
「あくまで娯楽として容認しているだけで節度は守って欲しいですけどね。」
「てかアンタ、その再走で委員長攻略していたじゃない?そこで委員長もゲームは適度にやれって言っていたし、委員長は意外とそこに理解があるのは分かっているんじゃない?」
「あ、言われてみれば。」
「…あげはも完全にメタの話しに飲み込まれている…」
「…あっ…」
「何々!?メタについての話し!?」
「アンタは今回呼んでないから帰りなさい!!」
「…話しを戻しましょう。このカードは自身の効果で特殊召喚した時に除外状態の炎族モンスターの数×500ポイントのダメージを与える事ができます。」
「す、すまない…委員長…」
「こういうのも委員長の役目ですから。つまり最低でも自身の効果で特殊召喚した場合は1500ポイントのダメージが約束されていますね。」
「それを考えると可能な限り《ブレイズ・キャノン》じゃなくて炎族モンスターを除外して特殊召喚したいわね。ただそこで問題になるのがやっぱりリソースの枯渇問題ね。」
「《バレット》も《バックショット》も《貪欲な壺》や《炎帝近衛兵》で使い回したいもんねぇ~…」
「上手くそこでバランスを取っているのかもしれないね。」
「その可能性もありますが、そもそも除外状態の炎族モンスターが16体存在すればそのままこのカードのみで決めきる事もできます。余り深く考えず、繰り返し特殊召喚を狙うだけでも十分脅威になると言えますね。」
「現代環境でも16枚の除外って難しそうだけど、上手くはまればワンキルもできそうだし、そうじゃなくても25000ダメージくらいは難しくなさそうだもんねぇ~…」
「今後のカードプールの増加次第だと規制される可能性も考慮しないとね。」
「さて最後の効果になりますけど、相手が特殊召喚する度に500ダメージを与える効果も持ちます。」
「こういうのって昔は「よくても1000ダメージ、下手すればはいはい、《ライボル》」って感じで余り機能しづらかったけど除去をEXデッキのモンスターに依存しがちな現代環境だと刺さるんだよなぁ~…」
「下手したらこのカードを処理する準備段階で大幅なダメージを受けるもんね。《マスカレイド》もそうだけどある意味ではこう言う拘束力の方がある程度自由に動ける分精神的に厳しいのよね…」
「制圧とどっちが対話を拒否しているかと言われる厳しいけど相手にしたくないのは同じだよね…」
「ですがそれも立派な戦術です。過度な対話拒否は私も難色を示しますが、ある程度は勝負である以上は認められてしかるべきです。」
【ヴォルカニック・トルーパー】
「さて次のカードいこうぜ。次のカードは《ヴォルカニック・トルーパー》だ。」
「確かオブライエンって《ファイアー・トルーパー》ってカード使っていたよね?名前はそれ意識してそうだよね!」
「あぁ。《エンペラー》の召喚条件はただの偶然の可能性は高いけど、こっちは意識している可能性は高そうだと思うぜ。」
「では、効果の方見ていきましょう。⑴は召喚・特殊召喚成功した場合の《ヴォルカニック》カードのサーチですね。」
「モンスターだけじゃなくて魔法・罠もOKなんだね。けどモンスター以外の《ヴォルカニック》カードって何があったけ?」
「後述する《ヴォルカニック・ブレイズ・キャノン》などを除くと《ヴォルカニック・チャージ》だけだね。まあ、前者はともかく後者は採用できるかどうか怪しいけど…」
「一応、サーチに対応して《バレット》などは回収できるからピン刺しは検討できそうだけどね。」
「完全な余談ですけど海外ですと《大噴火》が《ヴォルカニック》名称を持っていますから恐らく、今回に合わせて海外では再録及び名称変更される可能性が高いですね。」
「あぁ~、聞いた事あるなぁ~。確か《ブレイズ・キャノン・マガジン》がカード全般に対応しているせいで日本と海外だと食い違いが発生しているんだよね?」
「…まあ、はたして海外でもどれくらいの人が《マガジン》で《大噴火》を捨てたか気になるけど…」
「そう言えば今更だけど委員長、漫画はダメだけどアニメは大丈夫なんだね。オブライエンの事とかも知っているし。」
「はい。これも勉強の一環として親に許可されています。」
「そもそもこのブログたまにアニメキャラ達が普通に顔を出す所謂「社長の限界バトル」時空だし、そう言った意味でオブライエンの事知っていてもおかしくないけどさ。」
「懐かしいわね、「社長の限界バトル」。」
「今見ても凄く完成度高いよねぇ~!」
「…余り感心しませんね…著作権を侵害している作品は…」
「あはは、そう堅い事言わないでよ委員長。確かに俺も思うところはあるけどさ。」
「話を戻して先述した⑴の効果だけでも十分強力ですが⑵の効果もあります。手札を一枚捨てる事で相手の場に《ボムトークン》一体を呼び出します。」
「トークンを破壊された時に500ダメージこそ入るけど、リンク先を提供しているとしか言えないから基本的にはコンボを前提とした使い方になりそうね。」
「最後のダメ押しや後述する《ヴォルカニック・ブレイズ・キャノン》の効果を一ターン目に発動する感じだよなぁ~」
【ヴォルカニック・リムファイア】
「次は新しい《ヴォルカニック》の弾《リムファイア》だぜ。」
「《ヴォルカニック・ブレイズ・キャノン》はレベル1しか弾にできないから効果の実用性も高いけど、弾としての実用性も高いんだよね。」
「効果は選択式の2つの効果を持ちます。どちらも墓地へ送られた場合に発動する効果で一つ目が墓地のこのカードを除外して、デッキから《ヴォルカニック》カードを墓地へ送る効果、二つ目がフィールド(表側表示)・墓地の《ブレイズ・キャノン》を除外し、デッキ・手札から《ブレイズ・キャノン》カード1枚を表側表示で置く効果です。」
「二つ目の効果って《トライデント》もそのまま置けるのかな?」
「裁定次第ですが、恐らく置けるかと。そうでなかったらこのような書き方になりませんし、《ロケット》で事足りますから可能になるはずだと思います。」
「まあ、だよねぇ~」
「そう言えば効果は⑴と⑵で分けてもいいのになんでわざわざ1つの効果に纏めているんだろう?」
「恐らくですがどの効果も墓地で発動する効果ですからややこしさを省くためにこのような効果になったのだと思います。」
【ヴォルカニック・ブレイズ・キャノン】
「さてここから魔法カードになるぜ。新しい《ブレイズ・キャノン》だぜ。」
「発動条件として除外ゾーン以外からの他の《ブレイズ・キャノン》を墓地へ送るけど、基本的にはデッキから墓地へ送るから実質発動条件はないみたいなものね。」
「寧ろ、《マガジン》を墓地へ送れるからメリットですらあるもんねぇ~」
「⑴の効果はデメリットでこのカードは1枚しか存在できない効果です。」
「まあ、そりゃ《ロケット》で容易にサーチ&回収もできる上で発動条件で墓地肥やしもできるから複数枚発動できないようにするのは当然だよなぁ~」
「⑵の効果は一ターンに一度の《ヴォルカニック》の手札からの特殊召喚ね。《ヴォルカニック》は展開力はないし、《ロケット》をこのカードで特殊召喚して、《炎帝近衛兵》に召喚権を割けば墓地へ置きすぎた《ヴォルカニック》を回収できるわね。」
「そうそう。多分公式もそう言うデザインで効果作った気がするんだよねぇ~」
「⑶の効果は一ターンに一度、デッキからレベル1・炎族モンスター一体を墓地へ送ってのモンスター一体の破壊ね。この効果で《リムファイア》を墓地へ送りつつ、除外して更に《バレット》を墓地へ送る事で《エンペラー》の召喚素材を用意しつつ、ダメージの底上げができるわね。」
「この効果はレベル1・炎族なら何でも墓地へ送れるから今後のカードプールの増加次第だったら単なる墓地肥やしとしても十分強力だよなぁ~」
【ファイアー・エジェクション】
「次のカードは炎族版《おろかな埋葬》とも言えるカードだぜ。」
「これまた汎用性の高いカードね。現状の炎族モンスター自体の数が少ないけど、このカードもまた炎族のカードプールの増加次第で実用性が高くなるわね。」
「墓地肥やしだけでも十分強力ですが、追加効果として《ヴォルカニック》を墓地へ送った場合更にレベル分のダメージを与えるか、《ボムトークン》一体を相手の場に呼ぶ事ができますね。」
「基本的にはダメージを優先して、コンボできる場合には《ボムトークン》を呼ぶ感じだよねぇ~」
「ダメージ自体も《エンペラー》や《デビル》を墓地へ送れば800ダメージだからおまけとしては十分ね。」
【ヴォルカニック・インフェルノ】
「これで最後の1枚になるぜ。新しい《ヴォルカニック》の罠カードだぜ。」
「相手が効果を発動した時に墓地の炎族一体を除外して500ダメージを与えて、それが《ヴォルカニック》なら効果を無効にするわね。」
「毎ターンモンスター効果無効は強力だね!除外コストも《エンペラー》のダメージ増加に繋がるから無駄にならないし!」
「一応は《ヴォルカニック》以外のデッキでも使えますが、流石に500ダメージのためだけに採用するのは考え物ですから基本的には《ヴォルカニック》専用と言えますね。」
「まあ、《トルーパー》でサーチは可能だから構築次第だけど一度限りの妨害として出張させるのもありよなぁ」
「また⑵の効果で墓地・除外状態の《ヴォルカニック》モンスター2体までを相手エンドフェイズにデッキを戻す効果もあります。こちらも発動こそ遅いですが除外状態の《ヴォルカニック・バレット》などを回収する事ができるため有益ですね。」
「でも回収できるのは2枚までなんだね。どうせなら3枚回収できればいいのに。」
「確かに今の時代に相手エンドフェイズと遅いのに3枚回収できないのはちょっとケチよね。3枚回収できたら《バックショット》とコンボできたのに。」
「まあ、幾ら今の時代でもそこまでサイクルをできるのはまずいと判断されたんだろうなぁ」
【再録カード】
「ここからは再録カードの感想を語っていくぜ。」
「現在判明している再録カードは以下のカードになりますね。」
●《ヴォルカニック・バレット》 ●《ヴォルカニック・バックショット》
●《ヴォルカニック・ロケット》 ●《ブレイズ・キャノン》
●《ブレイズ・キャノン・マガジン》
「《バレット》が《インフェルノ》の24番の後の25番だから《デビル》は再録しないのかな?こう言う番号って基本的には大型モンスターは最初の番号に入るよね?」
「わかんないんだよねぇ…番号の法則を見るに《デビル》の再録されない可能性もあるけど再録枠が最低でも1,2枠は残っているから28《デビル》、29《トライデント》の可能性も十分あるし…」
「《デビル》の召喚のための《トライデント》は最悪《マガジン》で代打できるからなくてもいいけど、やっぱり切り札の《デビル》は欲しいわよね。」
「アリトさんも《カエストス》が入らない可能性もあるとすれば今回の収録でエース級のカードは新規カードで代打し、旧エースカードは収録されないのかもしれませんね。」
「うーん…再録枠にも限りがあるのは分かるし、新規カードの性能が優秀だからデッキとしては十分組めるんだけどもう少し旧エースを大切にして欲しいよねぇ~…」
「だよなぁ~…新規カードの増加と言う贅沢は言わないから再録枠はもう少し増やして欲しいよなぁ…」
「実際、シャーク(ナッシュ)とかもほぼ再録なかったせいで新規で組むにはハードル高かったし、最後の「光の決闘者編」まではいいけどもし新しい「デュエリストパック」が出る場合は再録カードの増加を念頭にした方がいいわよね。」
「パックこそ違うけど、【超越竜】が再録が優秀過ぎたせいで余計「デュエリストパック」の再録の微妙さが目立っちゃうんだよなぁ…」
【締め】
「とこんな感じかな?」
「これで表紙だけ判明しているソウルバーナーも含めて「爆炎の決闘者編」の収録カードは決まったわね。」
「結果的に収録決闘者は全部遊君の予想通りだったけど、遊君に恩恵あるのオブライエンだけなんだよねぇ」
「確か悟流さんでしたっけ?弟さんがいらっしゃってその人が【サラマングレイト】と【BK】を組んでいるんでしたね。そうなると確かに【ヴォルカニック】以外のカードは始音君は組めない事になりますね。」
「これはまあ、もう前の記事でも言ったから軽くしか触れないけど、本当オブライエンが決まった上、カードも十分強力でよかったよ…今から組むの楽しみだぜ…」
「今回のカードは優秀なカードばかりだし、デッキかなり強化できそうね。」
「それじゃ今回はこれで終わりにしようか!」
「あぁ。委員長も今回はありがとうね!」
「はい、また機会がありましたら呼んで下さい。」
「ご閲覧ありがとうございました!」
「見てくれてありがとうね!」
「見てくれてサンキュー!」
「見て下さりありがとうございます!」
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