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- 【シンクロ・クリード】
- 【集いし光】
- 【地縛共振】
- 【シンクロ・パニック】
- 【電極獣カチオン】
- 【電極獣アニオン】
- 【サクリファイス・ランクアップ】
- 【エレクトロ・ガンナー】
- 【ディーヴジャン】
- 【石油発掘】
- 【締め】
「今回はついに全カードが判明したPP2024の感想を語ろうと思うぜ。」
「うーん…最近のPP全般に言えるけど…良いカードもそれなりにあったけど全体的にはなんか微妙に感じちゃったわね…」
「だねぇ。「これは絶対必要」ってカードもそれなりにあるけど、わざわざ会場に行ってまで欲しいかと言われると疑問符を感じちゃうカード多いよね…」
「つっても俺は会場入れるし、【閃刀姫】のカードも気になるからパックは買いに行くつもりだぜ。」
「前の記事でも言っていたもんな。その時、俺も言ったが久しぶりのイベントだ。楽しんでこいよ!」
「おぅ。それじゃ早速残りのカードの感想を語ろうと思うぜ。因みに今回のカードは一部テキスト不明瞭な物もあるからそれについてはある程度想像で補って解説していくぜ。」
【シンクロ・クリード】
「まず一枚目は漫画で遊星が使用した強力なドローソース《シンクロ・クリード》だぜ。」
「ドローソースにありがちな「グリード」(強欲)じゃなくて「クリード」(信仰)なのよね。イラストは同じドローソースの《カオス・グリード》を意識しているのに、名前は妙に捻っているわよね。」
「まあ、何でも似たような名前だとありがちでつまらねぇからな。ある程度は捻るのも良いだろ。」
「効果はシンプルにSモンスターがいる時に1ドロー、Sモンスターが3体以上なら追加で1ドローだね。なんか最近はこう言うドローソースは条件もかなり緩くなっているよねぇ。」
「全体的にインフレが進んで、何を引けるか分からないドローソースより、各テーマに元から存在しているサーチカードの方が明らかに強いと判断されたところは大きいんだろうね。それにこのカードは一応サーチにこそ対応しているけど、そこまでしてサーチしたいカードでもないから許されたんじゃないかな?」
「後は公式も「展開後に使えるドローソース」だと今の環境だと遅いと気付いたのはあるんでしょうね。8期までだと展開後でも引けるのはまずいけど、9期以降はそこまでだし。」
「まあ、これがいいか悪いかは置いておいて、原作のパワーカードが大きな弱体化をせず、そのまま出せているのは良いことだと思うぜ。」
【集いし光】
「次のカードは同じく遊星が使用したカードの《集いし光》だぜ。」
「漫画版《集いし願い》ってカードね。あっちと同じで最終決戦で勝負に大きく貢献したわね。」
「効果はレベル7・8のSモンスターまたは《パワーツール》Sモンスターを除外しての、《スクドラ》同様の破壊効果だな。これに加えて、自分フィールドのレベル7以上のSモンスターは除外されたレベル7以上のSモンスターの数だけ攻撃力が上昇する効果、一ターンに一度、除外状態のSモンスターが存在する場合、攻撃を無効にできるぜ。」
「Sモンスターを墓地に用意するのは難しいけどターン制限のない除去効果は魅力的だね。ここまで豪快な破壊効果なのにターン1制限ないのも珍しいよね。」
「これもまた先の《シンクロ・クリード》に近いけどようやく公式も過度に条件は厳しいけど強力な効果を警戒しなくなったのはあるんだろうね。これも歴史の積み重ねだと思うぜ。」
【地縛共振】
「次のカードは漫画でゴドウィンが使用した罠カードだぜ。」
「セルゲイの【地縛】の強化の一環でのOCG化ね。効果も勿論、ある程度セルゲイのデッキと相性が良いわね。」
「効果はEXデッキから特殊召喚されたモンスターが効果で破壊された場合に発動するバーン効果、⑵は自分フィールドの闇属性Sモンスターが攻撃対象になった時に使える除去効果だね。」
「悪いカードじゃねぇが、まあ、現在の高速環境を考えると、力不足は否めねぇな。」
【シンクロ・パニック】
「次のカードは漫画でユーゴの使用した《シンクロ・パニック》だぜ。因みに俺は全くこのカードの存在覚えていませんでした。」
「…アンタ、どんだけ三好に無関心なのよ…」
「あはは…取りあえず効果見ていこうか…効果は発動から3ターンで自壊する効果、⑴が自分フィールドのSモンスターが破壊された時にそのモンスターのレベル分になるようにS素材一組を特殊召喚する効果、⑵がお互いにS召喚できなくなる効果だね。」
「…アニメ・漫画ではよくあるカードだが、こう効果が矛盾しているとモヤモヤするよな…」
〈正直、アポリア戦で遊星が使用した罠カードどれも効果が都合良すぎるんだよな…
「俺、こう言う作劇のための都合のカードキラーイ…小野や三好ってこう言うの多いから好かないんだよ…」
【電極獣カチオン】
「次のカードは漫画ZEXALでサンダー・スパークの使用した非《サンダー》一家の一体の《電極獣カチオン》だぜ。」
「漫画の優遇組の一人だな。サンダースパークのカードはまだもう少しカードがあるが、これで大分アイツも戦えるようになったな。」
「元々サンダースパーク自体OCG化の時点でかなり強かったからなぁ。エースこそ今の環境だとそこまで強くないとは言え、メインデッキの展開力は今でも目を見張る物があると思うぜ。」
「ある意味では《ふわんだりぃず》の先駆けだもんね。あっちと違ってエグい制圧はしてこないけど…」
「取りあえず効果を見ていこうぜ。⑴は召喚時にデッキ・墓地から相方の《アニオン》をサーチし、レベル4以下の雷族モンスターの召喚を行い、ターン終了時まで光属性モンスターXしかEXデッキから特殊召喚できなくなる効果、⑵はこの手の使い手の主なカードとレベルの違うカードにありがちなレベル調整能力だぜ。」
「ひぇぇ~、元々《サンダー》一家って展開力高かったけど、このカードの登場で更に強力になりそうだね。他の《サンダー》一家と違ってこのカードは単体でも動けるし。」
「そうそう。それもあるんだろうね。最近だと1枚初動カード多いから公式もそれを意識してこの効果を与えたと思うぜ。」
「まさか漫画のほぼゲストキャラがそこまで配慮されたカード渡されるとはな…その配慮をもう少しまだ弱い原作・アニメキャラに分けてやっても良いと思うが…」
「なんだよなぁ…そろそろ【幻蝶】とか原作のまだ強化されてないキャラとかちゃんと強化して欲しいぜ…」
【電極獣アニオン】
「んで、こっちは《カチオン》の相方の《アニオン》だぜ。」
「効果は⑴が召喚に成功した時にレベルを4にしてデッキ・墓地から《スピリット変換装置》をサーチする効果ね。⑵はこのカードを含むカード2枚を墓地へ送っての1枚ドローね。」
「⑴の効果で《スピリット変換装置》を手札に加えた後に⑵の効果で墓地へ送れば漫画の再現をしつつ、更に《スピリット変換装置》のサルベージ効果で手札が一気に増えるね!なんかスゴく良いカードじゃない!」
「本来かなり使い勝手が悪い《スピリット変換装置》を上手く使えるようにしているのはかなり評価できるな。《カチオン》、《アニオン》双方はかなりサンダー一家を大きく強化してくれるだろうな!」
【サクリファイス・ランクアップ】
「次のカードは八雲が漫画で使用したカード《サクリファイス・ランクアップ》だぜ。」
「素材を二つ使う事でそのモンスターよりランクが1つ高いモンスターXを召喚する効果ね。名前から勘違いしちゃうけどこの効果では上に重ねるんじゃなくてそのまま特殊召喚するのよね。」
「このカードと《連鎖召喚》を合わせると一気に3体のモンスターXが揃うんだよね。今だとモンスターXを並べるのも難しくないし、そう言う専用デッキを組むのも面白そうだよね!」
「それも面白いがやはり原作同様八雲デッキで使うのもいいだろうぜ。」
【エレクトロ・ガンナー】
「次のカードは漫画GXでオブライエンが使用した《エレクトリック》カードだぜ。」
「かなり優秀なカードね。炎属性が召喚・特殊召喚された場合に自身を手札から特殊召喚して、更にデッキからレベル8の炎属性モンスターを墓地へ送る効果、一ターンに一度、魔法カードが発動した時に自分フィールドの炎属性モンスターの攻撃力を300上げる効果を持つわね。」
「⑴の効果は言うまでもなく展開に繋げる事ができる強力な効果だが、それに加えて墓地送りもできるからな。当然使用者が同じオブライエンの【ヴォルカニック】との相性も抜群だな!」
「漫画のカードだから種族だけが違うのが難点だけどそれも気にならないくらい優秀だよね!」
「あぁ。墓地送りは任意だからデッキに該当カードなくても特殊召喚自体は可能な事を考えると単純な展開要員として炎属性デッキ全般で使用するのも十分ありだぜ。」
【ディーヴジャン】
「こちらも漫画でオブライエンが使用したカードだぜ。」
「⑴の効果はフィールドのモンスターを任意の数リリースして、その倍の数トークンを呼ぶ効果、⑵は自身が除外された場合にトークンを破壊する効果ね。トークンは破壊された時にバーンダメージを与えるからそのままコンボに繋がるわね。」
「同じく漫画で使用した《マーズ》との相性は勿論、抜群だな。とは言え今の環境ではトークンが2体もいればそのままリンクすれば良いことを考えるとあくまでこれは緊急時のコンボだな。」
「多分だけど確か漫画だとトークンを《マーズ》の効果で墓地へ送っていたから⑵の効果はそれを疑似的に再現する目的が強いのかな?」
【石油発掘】
「最後のカードは個人的に一番このパックで注目のカード《石油発掘》だぜ。」
「今年最後の炎属性強化カードね。効果はレベル参照だけど実質的に炎属性版《サルベージ》と言えるカードね。」
「優秀だが、今の炎属性の層の厚さやそもそも《灰流うらら》をサルベージ、サーチする効果に厳しい割にまさかこのカードを出すとはな。しかも、原作ではサルベージできるのは一体だったんだろ?」
「あぁ。俺も漫画GXって魔法にはぶっ飛んだカードが多いからてっきり漫画でも2体サルベージだと勘違いしていたけど、漫画だと一体しかサルベージできないんだよなぁ。」
「一体のみのサルベージだけでも十分強いのに、なんか露骨に優遇されているよねぇ…まあ、今時一体しかサルベージできないと弱いってのは分かるんだけどねぇ~…」
「まあ、これが「アニクロ」収録だったら墓地効果こそ追加されていただろうけど、限定品のPPだからこそこんな強力な効果に変更されたんだろうなぁ」
【締め】
「とこんな感じかな?」
「やっぱりというか今回のパックも周辺パックとの連携を考えたカードが多かったわね。」
「最近はその傾向が特に強いからな。おかげで最近は収録傾向をある程度予想しやすいが。」
「だね。だから予想するのが毎回楽しいぜ。」
「それじゃ今回はこれで終わりにしましょうか!」
「ご閲覧ありがとうございました!」
「見てくれてありがとうね!」
「見てくれてサンキュー!」
「また閲覧頼むぜ…!」
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